マックメムはMac用メモリーだけ扱う専門店。月〜土曜日午後5時までの御注文は当日発送!(日曜日定休)!

ホーム買い物カゴ お客様のマイページ


初代インテルiMacのメモリーが取り外せない トラブルが増加中!
対応メモリーと正しい取り付け方の解説。

マックメム店長猪川です。これを書いているのは2011年1月です。

初代インテルiMac(白いボディーのiMac)が発売されてから5年となりましたが、この時期になってメモリーの増設トラブルが増えています。 どういうトラブルかと言いますと、メモリーが取り外せないというものです。

レバー付メモリースロットの採用で混乱

このiMacのメモリースロットにはレバーがあって、レバーの開け閉めでメモリーを脱着します。このレバー付のスロットはアップルで初めて採用されたものです。


メモリー格納時:レバーが閉じている状態


メモリーを取り外し時:レバーが開いた状態

メモリー増設をしようとする方は、このスロットをに直面して普通取る行動は以下の通りです。
 1.レバーを広げる。
 2.既存のメモリーを取り外す。
 3.メモリーを追加する。
 4.レバーを閉じる。

なんとレバーが閉じない!

ところがこのやり方ですと、レバーが閉じなくなるのです。

以下の写真にある爪がくせ者なのですが、メモリー取り外し時はこの爪がメモリー横の半円部分にをひっかかりメモリーを持ち上げるのですが、レバーを開いたまま先にメモリーを装着すると、この爪がメモリー横の半円部分よりも上に当たって、爪とメモリーがぶつかってレバーが閉じなくなるのです。

そこでメモリーを取り外そうとするもの、メモリーはほとんどiMacの本体内部に隠れてしまい、手で取り外すことが出来なくなります。

ダメージを受けた痛ましいメモリー達

そのためやむなく、レバーを強引に押し下げます。するとメモリーのサイドが以下の写真のように削られてしまいます。


爪で削られた部分。本来はまっすぐな部分が曲線になっている。

メモリーがこのような状態になると、次にレバーを引き上げても爪がひっかからなくなり、メモリーが取り外せなくなるのです。 こうなると、メモリーのちょっとだけ頭を出している部分をペンチなどでつまみ上げて取り外すしか手がないのですが、ペンチを使うと、以下の写真のように部品がつぶれメモリーが動作しなくなります。



ペンチで何度も引き上げようとして上層がはがれた基盤・つぶれた部品のハンダ部分・欠けたチップ

お客様には非がないので無償で交換に応じますが、こういうメモリーが戻ってくると私は不憫で悲しくなります (たぶん一般のお店やメーカーは、いかなる理由でもお客様がペンチで壊したメモリーを交換してくれません)。

これは私の想像ですが、このレバー付メモリースロットのせいでメモリーが取り外せなくなった方が世界中で多かったのではないでしょうか。 2007年モデルからベロで引き出すタイプのメモリースロットに仕様が変更になりました。 ベロで引き出すタイプであればメモリーが取り外せなくなるトラブルがないのです。

苦肉の策:糸巻きメモリの誕生!

そこで、レバーが開いた状態で、ペンチを使わずに取り外す方法はないかと考え糸を巻き付けてみました。


メモリーの両サイドの半円のくぼみに糸をかける


メモリースロットに収まったところ


糸をクリップでひっかけたところ



こんな感じでつり上げて取り外します。


2011年3月末日、新しいバージョンの糸巻きメモリーが完成しました!
太めのテグスを採用。これなら糸が切れない!

最後の最後ですが、正しいメモリーの取り付け方法

下段のメモリースロットが空いている場合

1.メモリースロットを確認し、下段のメモリースロットが空いていればレバーに触れない。

2.メモリーの裏表を確認し、正しい面を上に向けて下段のメモリースロットにメモリーを手で押しこむ。

下段のメモリースロットが埋まっている場合

1.レバーを広げてメモリーを取り外す。

2.まず最初に上段のメモリーを先に取り付けます。メモリースロットを閉じながら、爪がメモリーの両サイドの半円のくぼみに入ることを確認し、レバーを下げる。

3. レバーの力だけだとメモリーがスロットの奥まで入らないので、メモリーを手で押しこむ。押し込みが中途半端だと起動しなくなるので注意です。




4.次に下段にメモリーを装着します。メモリーの裏表を確認し、正しい面を上に向けてメモリーを手で押しこむ。

メモリーの取り付けがんばってください!

ということで、問題の多いレバー付メモリースロットですが、指示通り取り付けて頂ければ難しいことはありません。最悪取れなくなれば、マックメムのメモリーは糸巻きでお届けしますので、クリップでつり上げてください。初代白いインテルiMacはまだまだ現役で働けるマシンです。メモリーを十分増設し、どうぞ末永くご使用になってください。