iPadのファーストインプレッション(ポジティブ篇)

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ファーストインプレッション

午前中にファーストインプレッション(ネガティブ篇)を書いたのですが、他のサイトでもあまり良い評価がされていないので、心機一転iPadを誉めまくりたいと思います。
 

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iPhoneOSの採用

iPhoneOSを使ったのは大正解だと思います。OSXも堅牢ですが、私のiPhoneOSのトラブルはほとんどありません。これはデバイスの大切な要素で、電車で新聞を読もうとしている人がラッシュ時にトラブルの復旧なんてやってられません。電卓がハングアップしないように、iPadもそうあるべきなので大賛成です。
 

シンプルさ

指で触れば動く。これ大変シンプルなことです。本のページを右から左に繰れば次ぎのページに行くというのは現実の動作を再現しています。誰にでも使ってもらうためには必要です。
 

価格

日本円での発表がありませんが、ベースモデルで5万円を切る可能性が高いですよね。まずはちょっと使ってみたいという方には敷居が低い価格だと思います。パソコンを知らない祖父母、両親のプレゼントも出来るような価格です。
 

デザイン

軽い、薄いというのは良いことです。ソファーで寝っ転がって本を読んだり、ビデオをみたりできます。落とした場合のガラス割れについては気になりますが、カバーをつけていれば大丈夫でしょう。
 

キーボードの接続可能性

私はiPhoneにでもキーボードが欲しい派なので、iPadにアップル純正キーボードが販売されることは大喜びです。iMacのネット機能だけ取り出した簡易版だと考えれば良いかなと思います。
 

携帯キャリアとの契約が出来るが、オプションである

単体で販売してくれるのは有り難いですね。電話ではないので当然と言えば当然ですが、家でメインに使われる方には余計な月々の出費が不要です。一方でiPadを持ち歩きたい人には、3Gの契約さえすればどこでもネット接続できますから、これはこれで便利だと思います。eMobieのようにUSB接続のモデムをつなげる必要がないですから、すごくシンプルです。
 
 

アップルが目指すもの

私は是非このデバイスに一番期待することは、電子ブックのビジネスモデルの確立です。iPodとiTunesストアが音楽のダウンロードビジネスを根付かせたように、iPadとiBooksが日本でも書籍のダウンロードのビジネスモデルの先鞭をつけて欲しいと思います。
 

紙の本が好きなのですが、持ち歩けない紙の本なら、持ち歩ける電子ブックのほうがはるかに有り難いです。
 

私は最近、紙の書籍のPDF化を始めているのですが、持っている9割程度の本は「今後読む機会はほとんどないが将来資料として必要になる可能性があるので捨てられない本」であることに気づきました。こういう本をPDFにすることで書庫をほとんど減らせます。そしてそういう本こそ、突然必要になるので手元にあると便利なんです。
 

また出版社としては、印刷コストがないので1冊からでも販売できますし、絶版が無くなります。バックナンバーも全て揃えておけるわけです。(バックナンバーなどは文庫扱いで廉価版にしてくれるとうれしいですね。)
 

それから紙やインクが不要になるし、トラックなどによる配本の輸送コストもかからないのも環境にやさしいのではないかと思います。
 

ということで、2010年はiPadによる電子ブック元年になって欲しい!と節に思っています。
 

 
 
 

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