Macを価格で妥協して購入して、しまったーと思ったことあります。

新しいMacを新しく購入する時に、一番考慮するのが目的だと思う。持ち運ぶのか、デスクで作業をするのか。趣味で使う程度か、仕事でバリバリ使うのか。メールやネットがメインなのか、グラフィックの作業なのか等々。そういう用途によってモデルやスペックを絞っていく。
 
そして、次に価格。価格は購入判断の大きなウエイトを占める。どんなに目的がはっきりしていても予算が不足していれば妥協しなくてはいけない。
 
例えば「グラフィックの仕事をしているのでMac Proが欲しいが、予算が不足していてiMacにしなくてはいけない」というようなことだ。それは致し方ないことだ(借金してでも購入しろという言い方もあるが)。
 
一方予算は十分にあるにも関わらず、妥協して安いものを購入してしまう場合がある。
 
例えばMacBook Proの現行モデルを量販店に買いに行ったのだが「1つ前のモデルがややスペックが落ちるものの1万円引きだったので、古いモデルのものを購入した」というようなケースだ。人はお買い得品に弱い(苦笑)。
 
「新しいMacを購入して長期間幸せを維持するコツ その2」情熱的な感情は一時のものだが、「愛着」はずっと続くと書いた。
 
購入当初、お買い得感から来る幸福感が数カ月続く。でもその感動は必ず薄れていく。そして、ちょっと低いスペックのMacだけが手元に残ることになる。すると、「あの時なんで新しいモデルにしなかったのだろう」という後悔の念が湧いてきて、日々のMacな生活が、多少どよんとしてしまうことがある。
 
つまり人は「情熱的な幸福感に魅了されやすく、愛着に目を向けることが苦手」ということだ。でも1年以上使うものであれば、この愛着を重視するほうが幸福感は持続する。よってちょっとした値下げに惑わされず、自分のスペックにあったMacを購入することが正しいMacの買い方だと思う。
 
そういう自分も散々このようなミスを犯してきた(苦笑)。失敗したなーとよく思い出すのは今でも時々使用するMacBookのことだ。
 
自分はUSキーボードがどうしても譲れないポイントなのだが、安さにつられてJISキーのMacBookを購入してしまったことがある。今となってはいくらで購入したかも思い出せないが、使いづらさは使う度につきまとってくる。金額的に妥協したことをいつも悔やんでしまう。
 
「高いけれどブランドのものは大切に永く使うのでお得」なんて言葉を高額なブランド品を購入する時に口実にしている女性も多いようだが、Macについてもその理屈は正しい。
 
ただ、最近はMacのモデルチェンジが1年〜1年半で、性能ががらっと変わってしまうことがあるので、ここがブランドものと違って高いから永く使えるかどうが微妙ではあるのだけれど。

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