OSXがリリースされてから12周年



まだ手元に残っている未開封のOSXパブリックベータ

この9月でOSXのパブリックベータがリリースされて12年。多くのユーザーがパブリックベータにも関わらず、こぞって新しいOSを購入したのだ。あの頃のフィーバー(と言ってもiPhoneフィーバーに比べればかわいいものだが)が懐かしい。
<追記>
Round-Headed Boy(@RoundHeaded_Boy)さんからのTweetにて、日本では1000人を超す行列が出来たとのこと。1000人を超えたら今回のiPhone以上のフィーバーかもしれない。この当時猪川は米国におり、この騒動全く知りませんでした。お恥ずかしい。詳細はMacお宝鑑定団さんのこちらに掲載されておりました。日付を見ると2000年10月。米国で先行して発売、日本では1ヶ月遅れでの発売だったんですかね。
OSXのパブリックベータは発売当初30ドル。その後1年しやっとOSXの正規版10.1がリリースされた。価格は130ドル。
それからもOSXは順調に進化をとげ、現在では10.8までになった。特に大きな問題もなく(いや、問題は数々あったが、そんなユーザーをばっさり切り捨てるジョブスであったゆえに)、ほとんどのユーザーがOS9からOSXに移行したのであった。
もしかすると12年の間にMacユーザーになった方はOS9なんてOSがあったことさえ知らんわけですな。
自分がOS9からOSXに移行して一番驚いたことはネットからのダウンロードの速さ。私の感覚でOS9の3倍ぐらい速いかったように記憶している。ネットに特化したネット時代のOSがキターと実感したのを覚えている。
マックメム店長 猪川紀夫
 
アップルのメモリーの残念なところ

AppleとNewer Technologyのロゴ入りTシャツ

かつて、Newer TechnologyはAppleのエンジニアとコラボして両社のロゴ入りTシャツを作成したことがある
(もう現物のTシャツがないので、ここではデザインだけ披露することにする)。


Appleは昔は大らかだった。Newer TehcnolgyなんていうMac用CPUカードのサードパーティにアップルがロゴを使用させてくれたりしたのだから。
AppleとNewerが共同で良いものを作ってます、というシナジー効果をあらわすデザイン。
「オタクは色々なものを許せても、遅いマシンだけはゆるせない」というコメント入り。
PowerMacのころはMac本体が何十万円と高価だったので、ハイエンドユーザーがCPUカードを差し替えて高速化するアップグレードをよく行っていた。
CPUカードはアップルでも開発されていたのだが、そこはアップル、大変仕事が遅い。アップルとすればエンジニアは本体開発で忙しいので、CPUカードごときにエンジニアを奪われたくない。でも開発しないとアップルユーザーから、いつになったらCPUカードが発売されるのだというお叱りの言葉を頂く。特にその当時のハイエンドユーザーというのはプロのデザイナーだったりするわけだから、高い時給をとっている人たちは遅いマシンに我慢が出来ないのだ。
そこで、NewerのようなCPUカードのサードパーティがアップルより先にCPUカードを発売することをアップルは決して嫌がっておらず、逆に喜んでいたくらい。アップルにCPUカードの問い合わせがいくと、サポートはNewerで買って下さいなんて言っていたらしい。
ということで、Newerはアップルの商売敵なのではなく、仕事を楽にしてくれる味方のような存在であったのだ。
さらに、Newerは新しいCPUカードが出来るとアップルのエンジニアにたくさん送っていた。彼らも自社のMacよりも、Newerのカードを装着したほうが速くなるので仕事もはかどることになる。
Newerとすると彼らと仲良くして、アップル内部の開発情報を聞き出したり、アドバイスを求めたりできるメリットがあったわけで、Win-Winの関係だったのだ。
うーん、良い時代だったなと改めて思う。
マックメム店長 猪川紀夫
 
アップルのメモリーの残念なところ

無停電電源装置 UPSを整備してみた




最近落雷が多く、瞬停が増えている感があるので、これまであまり真剣に使っていなかった個人用の無停電電源装置(UPS)をちゃんと使おうという気になった。

落雷後、(一瞬でも)停電になった場合、Macの電源が落ちてしまう。その時にシステムの一部が壊れたり、作業中のファイルが消えてしまうことがある。UPSはそういう事態を予防してくれる。

UPSというのは、パソコンや周辺機器を数分〜数十分動かし続けるためのバッテリーを含む機器のことで、電源が切れるとバッテリー電源に切り替わる。

そしてUPSの機能として大切なのはサージプロテクション機能。これは落雷によって瞬間的に高電圧・高電流がコンセントから電気機器に入ってくる現象のことで、これでマシン壊れることが懸念される。そのサージから電気機器を守ってくれるのがサージプロテクション機能。UPSに限らず、サージプロテクション機能があるテーブルタップもあるのでお薦めします。

それで、UPSをなぜ真剣に使わなくなったがというと、内蔵のバッテリー切れ。なので、まずはバッテリー交換を行った。

うちのUPSは米国のAPCという、米国では有名なUPSのメーカー。そこのオンラインストアにてチェックしたところ3000円弱。ただ在庫切れ。次にアマゾンをチェックしたらほぼ同じ値段で在庫があったので、そこで購入。

2日後にバッテリー到着。





裏蓋を開けて、古いバッテリーを取り出し、新しいバッテリーを入れるだけ。わずか2分でリニューアル。

Macをつなげて起動出来ることを確認し、1日充電したところで、もと電源を抜いて(仮想の停電状態)Macが起動しつづけられるかチェックしてテストOK。

ということでオフィスの自分使用分のMac miniは落雷にも耐えうる仕様となりました。

後日、アマゾンでこのモデルの価格をみたら4000円強。バッテリーより安くなくてよかったwとほっとしたほど安い。

ただ、そこに書かれていた評価があまり良くなく、個体差がある感じ。米国の製品なのでそんなものかもしれない。品質や万一の場合のサポートを望むなら日本製のほうが良いかなと思う。

ちなみにラップトップ利用者はラップトップ自身にバッテリーがあるのでUPSは必要はないけれど、サージプロテクションはあったほうが良いと思う。これがないとAC電源が壊れる可能性がありますので。

マックメム店長 猪川紀夫
 
プロジェクトN

ガリガリ君リッチコーンポタージュが売れすぎて販売休止に思う。

ガリガリ君コーンポタージュ味

赤城乳業ガリガリ君リッチコーンポタージュが売れすぎて販売休止になったと、ネット上で話題になっている。
「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」販売休止についてのお詫び
私の全く個人的な推測だが、もともと、赤城乳業の中でこのガリガリ君リッチコーンポタージュをジョーク的な製品で、話題づくりになれば良いというような位置づけだったと思う。だって、素人目に考えて、コーンポタージュ味が主力商品になるとは思えないもの。

つまりマーケティング的に、今更ガリガリ君を宣伝するのは難しい → 何か話題の製品を開発しよう → フルーツ味やチョコレート味では斬新性に欠ける → 通常アイスにならないような食材を選択しよう → コーンポタージュ味 というような展開だったのではないだろうか。

それで、通常のマーケティングであれば、テレビ・ラジオ・雑誌等に広告を出せば良いだけだが、新製品となるとちょっと別の問題が出てくる。

1つは製造の問題、もう1つは販売の問題。

まず製造の問題。

新しい製品というのは試作以上に製造が面倒だ。主力のガリガリ君(ソーダ・レモンスカッシュ・イチゴサワー)を作っているところにコーンポタージュ味を割りこませることになる。こういう製造ラインではロット(またはバッチ)という単位で製造数が決まっていて、その単位以下では作れない。(仮に1ロットを1万本とした場合、1万本の次は2万本になるわけで、1万1000本は作れない。)

こういう製品の切り替えをすると、味が混ざってはいけないのでライン全ての洗浄が必要で、かつ原液の混ぜ方、型に流しこみ方、ラインのスピードといろいろと設定を変える必要がある。そのための手間と時間が大変なのだ。もちろんその切替作業中は製造が出来ないので売上ダウン・コストアップにもつながる。そして製造が終わったらまた主力の味に戻すのに同じ時間がかかる。少ない製造数のために、こういう時間を取られたり、工数を取られるのはメーカーは嫌がるわけだ。なので、すごく売れたので再度作りましょうとはなかなかならない、もっと大量につくれる製品なら価値があるが、ちょっとの数量では割に合わない。

次に販売の問題。

コンビニでもスーパーでも行ってアイスのコーナーを見ると色々な種類のアイスがたくさん販売されている。コーンポタージュ味がでたので、どこかに入れて下さいといいたいところだが、もうスペースがない。となると、別のアイスを追い出さなくてはいけない。で、一般的に考えられるのは、ガリガリ君ソーダ味があるところの1列をコーンポタージュ味に割り当てるようなことだ。営業的にはコーンポタージュ味が売れなかった場合、コーンポタージュ味が居座り続けることになる=主力製品の売上が落ちる、ことになるわけだ(結果的に完売で良かったけれど)。

では、ここから再製造できるかというと、かなり難しいのでは?なんて勘ぐってしまう。

なぜかというと、これは一時のブームで、再度販売した時にかならず売れる保証がないからだ。これから1ヶ月後、2ヶ月後にコーンポタージュ味が出てきて、皆買うだろうか?話題なので1本ぐらい買うけど、再度買うと思う?となると、少ないロットで製造しないといけない。そのために、主力商品を製造しているラインを割り当てる価値があるのか?

営業的な問題としては、次回販売開始時にはどのお店も欲しがるけれど、全国に十分に届けるほどのロットを作っても大丈夫なのか?あっちの店にあるのにうちには無いの?なんて言われたら、営業的に困る。人気が出る前なら、「あれは話題作りのための商品なんで、こちらのお店のお客様はハイソな方が多いので売れ筋だけにしておきますね。アイスにコンポタージュ味なんて変でしょ。」なんて詭弁を言って、置いてある店とない店があっても困らなかったはずなので。

でも、多くの店に供給できるような数量作って、どのお店でもちょっとづつ残ったら、大量の売れ残りになるし、とばっちりを食うのは主力製品のソーダ味で、ソーダ味置いてもらうスペースが減る=売上が落ちるということなので、それはそれで困るんだと思うんですよね。

予想よりも早く完売となりました。コスト的に元が取れました。マーケーティング上も大成功でした。主力製品でもありませんので真剣に作る気もありません。よって、ここでやめておきましょう。こういうもののはちょっと足りなくなるぐらいが、メーカーも買う方もハッピーです、となるのではないかと。

それでこれは全く私の勝手な推測。ラインの切り替えなんてすごく簡単かもしれないし、営業的にもそんなに大変ではないかもしれない。これからどうなるのか、乞うご期待です。

次回は、私はこれと同じ経験をPowerBook 2400のG3カードでしたので、それについて書いてみます。

マックメム店長 猪川紀夫
 
MacのメモリーテスターRember