kyokucho/宮田健の気分はブルースカイ:第2回「こんなところにミッキーマウス」

気分はブルースカイ

こんにちは、kyokuchoです。

私はPowerbook100からMacの世界に入った人なんですが、初めてMacをさわったときには遊び心いっぱいの道具だなー、と思いました。特にお気に入りのエピソードはやはり初代Macintoshの裏蓋に隠された、製作者達のサイン。この話を聞いたとき、これは今までさわってきた「パソコン」ではないな、と感じたことを昨日のように思い出します。ということで、第2回はディズニーの遊び心の現れ、Hidden Mickeyについてご紹介しましょう。

ディズニーのスタッフの遊び心は何気ないところに隠れています。実は、東京ディズニーランドなどのテーマパークにはいくつもの3つの○・・・ミッキーフェースが隠れているのですね。壁の模様をよーく見るとミッキーマークがあったり、扉の錠前にまるい耳がついていたり・・・このように何気ないところに隠されたこれらをヒドゥン・ミッキーと呼んでいます。一番わかりやすいのは、東京ディズニーランド、トゥーンタウンにあるタイヤ痕でしょうか。よーく見るとタイヤのスリップした跡が全部ミッキーフェースになっていることが分かると思います。そのほかにも、フロリダ、Walt Disney Worldにあるテーマパーク、ディズニーMGMスタジオを上空から見ると、中央の広場が実は巨大なミッキーの顔になっているという大がかりなものまであります(残念ながらいろいろとアトラクションが追加された結果、現在では見ることが出来ませんが・・・昔のマップをお持ちの方は、上下逆にしてチャイニーズシアター前を見てみてください。池が左側の耳になります。)

元々はディズニーのイマジニアリング(これはイマジネーション+エンジニアリングを意味する、ディズニーの造語です。夢を創造するエンジニアですね)達が冗談で入れこんだ、というのが起源とされています。本当に何気ないところに隠されているので、これを真剣に探し始めると街灯の影が○三つになっているだけでミッキーに見えてきてしまうから不思議なものです。

ディズニーの世界は、のめり込めばのめり込むほど奥深いところが見えてきますので、もし今度ディズニーのテーマパークに行かれる方は、あのマークを探して歩いてみるのもいいかもしれませんね。アトラクションに並ぶだけでは見つからなかった新しい発見があると思いますよ。こんなの1回行っただけでは探しきれないよ!とお思いの方も多いでしょう。まさにそれが狙ったところで、何度行っても新しい発見がある、これこそがディズニーのテーマパークはリピーター率が非常に高い理由ではないか、と思います。

と、ここで終わってしまっては面白くありません。実は、Hidden Mickeyは身近なところにあるのです。もしあなたがG3 Macを持っていたら、側面をよーく見てみてください。持ってない人はアップルのPDFを見てみましょう。これをCDドライブ側を下にして、よーく見てみると・・・・

では!
(kyokucho/宮田 健)

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