マックメムサポート日記
マックのパーツの増設作業の中でメモリーの増設は一番簡単なものです。
それゆえメモリーは挿せば簡単に動作すると思われていますが、事実は異なり
日々様々なトラブルが発生している。
どのようなトラブルが発生し、店長猪川やマックメムのスタッフが
どのように対応しているか、できる限り生の声でここに記録して行こうと思います。
この情報が皆様の増設作業に参考になれば幸いです。
ちなみに全てのマックメムのメモリーはマックメムのサービスセンタ−にある
マック本体で動作確認をしてから発送しています。
しかし、それでもトラブルは発生し続けます。
マックは精密機械、メモリーは精密部品ですから、ともに大変デリケート。
ゆえにマックメムは動作しないとき、壊れた時のサポートを重視しています。
バックナンバー
2006年8月1日(火) MacBook Proのバッテリーのリコール
日経BP.jpによると、MacBook Proのバッテリーのリコールを発表されたようですね。
(8月1日現在ではまだアップルのホームページでの発表は見あたりません)
モデル番号が「A1175」のバッテリと、12ケタのシリアルナンバーが「U7SA」「U7SB」「U7SC」で終わるバッテリが対象のようです。
どうも火を噴くようなトラブルではないので、継続して使用可能のようですが、リコールはリコールですから、交換するにこしたことはありません。バッテリーが先行して届いて、使用中ののバッテリーを返送するような交換になるのではないかと思います。
私の経験では、最近のアップルの故障時の修理・交換にかかる時間は2日前後ですので、大変好感を持っています。立派だと思います。がんばってください>アップルのサポートセンターと修理・交換部門
2006年8月1日(火) 米国の.Macが不調のようですね。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20187327,00.htm?ref=rss
米国では.macが4日間も使えない事態になっているようですね。
私のiDiskは全く問題がなく、バックアップツールも動作していました。
サーバーを運営する限りは、信頼性が一番大切ことですね。
.macの他のサーバーと違って被害が大きくなるところは、他のソフト例えばiPhotoやiWebなどとリンクしるところだと思います。使い勝手をよくするために自動化することが仇になってしまったようです。
2006年8月7日(月) 本日ははWWDCのキーノート
本日はWWDCのキーノートですね。
昨年はインテルマックの発表がありました。
今年は何が発表されるのか楽しみです。
2006年8月8日(火) WWDCでの発表されたもの
Mac Pro
Xserver
Leopardのプレビュー版
Time Machine(バックアップ機能)が追加
Boot Camp、Spotlight、Mail、iChat機能がバージョンアップされるそうです。
時期OSX 10.5は来年の春のリリースだそうです。
ハードウエアの詳細はアップルサイトにてご確認下さい。
2006年8月11日(金) iMac G5のメモリー装着レバーが壊れました。
iMac G5でメモリーの動作テストをしていてついにスロットの取り出しレバー?(あれをなんて呼ぶの
か不明)がばかになりました。レバーを上げもメモリーが出てこないのです。
このメモリー脱着用のレバーというのはたぶんアップル初のアイデアだと思うのですが、iMac G5のせまい筐体にメモリーを入れるのに通常のスロットが使えないので、メモリー横側の半円の切り欠きにレバーの突起をひっかけて、持ち上げることで取り出せるようにしてあります。ただ残念なことに、この突起がプラスチック製でメモリーの出し入れをうまくやらないとすり減っちゃうのです。これは出し入れの回数の問題ではなく、装着時に半円とレバーの突起がうまくあわないのにメモリーを押し込んだりすると起こります。この半円と突起を合わせるのが結構難しいのです。
いづれにしても壊れてしまったものはしょうがないので、ばらすことにしました。底面のネジを4つはずすと本体裏側全体をあけることができました。メモリー部分をみるとマザーを挟むような形でレバーとガイドのパーツがとりつけられています。これも固定されているネジをはずすと、ぱらりと2つの部分にわかれて取り外すことが出来ました。
メモリーの部分は両サイドがらあきとなりましたが、この部分に手を入れて手で抜き差し出来るようになりました。これでメモリーの動作テストを継続出来ますから、一安心です。
2006年8月16日(水) Mac Proが到着!
メモリーの動作テスト用購入したMac Proがマックメムにやってきました。
今いろいろとテストをしています。
メモリーはライザーカード(マザーボードに脱着するカード)に載せるようになっているので、G5に比べて取り付けは簡単です。G5の場合マザーボードの直接装着するのですが、G5は縦置きのため、メモリーが横向きになりまして、装着する時に力がかけずらかったんです。ライザーカードは取り外して上方向から力をかけて装着できますから、便利です。
レポートは後日HPに載せる予定です。こうご期待。
2006年8月25日(金) ソニー製のバッテリーのリコール
先週にDELLのラップトップに使用されていたソニー製のバッテリーがリコールされました。そして本日米国のアップルも同様にソニー製のバッテリーがリコールを発表しました。アップルの回収対象は、03年10月以降に発売したノート型パソコン3機種の内蔵電池と交換用電池。モデル番号は「12インチiBook G4」のA1061▽「12インチPowerBook G4」のA1079▽「15インチPowerBook G4」のA1078、A1148。110万個が米国、残り70万個が日本など米国以外で売られたそうです。日本でもアップルが正式に発表するのでしょうね。
https://support.apple.com/ibook_powerbook/batteryexchange/index.html
でも180万個って多いですね。ソニーのことが心配になってしまいます。回収に1個100円のコストで2億円弱、1000円のコストなら20億円弱ですから。
ちなみにマックメムのPowerBook G4/15インチのバッテリーが対象のものでした(苦笑)。
後日談)ソニーは200億円を見込んでいるようです。すごいです。
2006年8月31日(木) OSXのインストールが出来ない。
MacBookをご使用のお客様に1GBのメモリーを2枚ご購入頂きました。ところがOSXの(再)インストールでエラーが出てしまうとのことでした。しかし標準で付属していた256MBでは問題がないので、メモリーに問題があると判断して交換しました。しかし同じトラブルが発生。結局マックメムではどうしようもなく、マックメムのメモリーは返品頂きました。そのお客様はその後アップルから純正のメモリーを購入されて、osxをインストールされたところエラーが出たそうです。マックメムのメモリーの問題ではなかったようなので安堵しましたが、お客様の立場であればインストール出来ないことには変わりがありませんので、胸中を察します。アップル純正メモリーで問題があれば本体を含めて調整してくれるでしょうから安心ではあると思います。
でもこのトラブルの原因はなんでしょう。インストーラーのバグかなとも思ったのですが、メモリーが少ない256MBがOKでメモリーが多い2GBでエラーが出るというのは理屈では考えづらいです。ではマザーボート等との相性か、マザーボードのバグ?という可能性もありますが、インストールだけで問題が出るというのも変な感じです。
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