【メモリースロットの蓋のネジをなめさせない】アップルの対策

スペースシャトルに帰還用のエンジンなし
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スペースシャトルには帰還用のエンジンがない

ここ最近ボーイングが開発下新型宇宙船「スターライナー」が地球に無事戻ってきて話題となっています。

自分の時代の有人宇宙船と言えばスペースシャトルでした。スペースシャトルが地球に帰還の際、タッチダウンの場面をTVで衛生放送していたのを覚えています。

あのスペースシャトルですが、帰還用のエンジンを搭載していないんですね。グライダーのようにただ滑空して降りてくるわけです。

NASAはなぜ帰還用のエンジンを搭載しなかったかというと、「エンジンを搭載すると故障する可能性があるが、搭載しなければ故障しないから」と回答していたように覚えています。
 

iMacとMacBookのメモリースロットの蓋

ながらくiMacのメモリーを増設するには液晶モニターの下の蓋を取り外す必要がありました。またMacBookは底面の蓋を開ける必要がありました。

ともに蓋がネジでとまっているのでネジをあける必要がありました。ただ、DIYに不慣れのユーザーだとネジをなめてしまうことがありました。

マックメムのお客様でも「蓋をあけようとしてネジ山がつぶれてしまって蓋が外れません。どうしたらいいでしょうか?」というお問い合わせを何度か頂戴しました。

うちでさえこの頻度ですから、アップルのサポートセンターにはかなりのサポート要請があったのではないかと想像します。
 

アップルの対策

そこで、アップルは2つの対策をとりました。

1つ目がネジ式をやめハメコミタイプにするというもの。これは現在のiMacの27インチモデルがそうなっています。

しかしもっと抜本的に「ユーザーにメモリー増設をさせない」という対策をとりました。

このため現在のiMacの21インチモデルやMacBook系はメモリー増設が出来なくなっています。言うまでもなく、iPhoneもiPadも同様です。

この対策でアップルのサポートへの問い合わせは激減したはずですし、副産物として購入時にメモリーを販売できるのでその分の収益も上がったことと思います。
 
 

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