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【ネタバレ注意】東野圭吾《容疑者Xの献身》の落ちは最高。《秘密》の落ちは残念。

東野圭吾の落ちが最高なのが”容疑者Xの献身”。悪いのが”秘密”。彼の本は結構好きですが、落ちが良い話とよくない話が両極端だと感じます。容疑者Xの献身は主人公の石神が完全犯罪を行って罪をかぶるのですが、好意をもっている花岡の自供によってそれが破綻してしまう。石神の心中が切ないです。一方"秘密"の落ちは許せません。その理由は...
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【閃光のハサウェイ】ガンダムとゴジラで見せたいものと見たいもの

閃光のハサウェイをアマゾンプライムビデオで観ました。絵がきれいでストーリーは大人向けで面白かった。ただガンダムの戦闘シーンがちょっとしかないのは不満です。最近のガンダムシリーズは政治がメインとなり、ガンダムはおまけとなりつつあります。それがリアルと言えばその通りですが、派手にどんぱちするシーンを期待したいところです。
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【金曜ロードショー・ルパン三世特集】「死の翼アルバトロス」をリアルタイムで観た世代です

金曜ロードショーにてルパン三世の人気のTV版4本が放映されたとのこと。自分は「死の翼アルバトロス」「さらば愛しきルパンよ」はリアルタイムで観た世代です。ファーストルパンは子供の頃18時前後の再放送で何度も何度も観ました。宮崎ルパンと言えば「カリオストロの城」。ビデオが普及しはじめの時代「ぴあ」で上映館を探しては...
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【映画「銀河鉄道999」】自分が勝手に考えた人気の理由

銀河鉄道999のシネマコンサートが行われたそうです。そのYoutubeのコメントには熱いメッセージが多くアップされています。1979年の作品にも関わらず未だに熱い支持を得ています。自分も好きな映画の1つですが、その理由を勝手に考えてみました。鉄郎・メーテル・ハーロック・エメラルダスというキャラが立っているのが...
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映画”ジャックと豆の木”を観たくて母に迷惑をかけた話

自分が小学生だった冬休み。映画”ジャックと豆の木”をどうしても観たいと母に駄々をこねると、その日に映画に連れて行ってくれました。弟が生まれたばかりだったので母は劇場内には入らず、自分だけで映画を観ることに。上映中に母のことが気になって廊下に出ると母がいません。半泣きになっていると、もぎりのおばさんが母は買い物に...
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米国ドラマ「デクスター」と角田光代の殺意

米国ドラマ「デクスター」。彼は「血痕鑑識官」でありながら、悪人を殺す必殺仕置人。彼は正義で悪人を殺すのではなく喜びを覚えているところが怖いところ。角田光代の「このバスはどこへ」では主人公のくり子が、かつて自分をいじめていた小学校の担任を殺したいと考えていたことをふと思い出して、老人になった彼女を訪ねていく話も面白い。
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【天気の子】Weathering with You”の意味。これぞ新海監督作品!

Weather Girlではなく、Weathering with Youとするあたりが新海監督のこだわりか。これは、僕と彼女の話であって、ストーリーの良し悪しを検討する映画ではないのです。純粋な少年と少女の活躍と、美しい映像を楽しむことが大切です。
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【愛を読むひと】ハッピーエンドではダメなのか?と素朴な疑問が湧いた

少年と年上の女性のラブロマンスかと思いきや、中盤以降ホロコースト絡みという重い展開となり、色々と考えさせられる映画でした。ただ欲を言えばハッピーエンドにしてくれたらうれしかったですね。そうしなかったのはユダヤ人への忖度なのではと邪推してしまいました。ハンナは十分に罪を償ったように思うのですが。
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【11人いる】現在ならLGBT差別作品と言われてしまうのだろうか?

SF最高傑作の1つ「11人いる」。1970年代の作品ですが2020年現在でもストーリーが色褪せていません。舞台は宇宙大学の最終テスト。試験のために乗船した宇宙船に受験生10人のはずが「11人いる」というところから読者を惹きつけます。でも最後の主人公のヒロインへのプロポーズに対して今ならLGBTからクレームがくるかも。
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【未来少年コナン】録画のために秋葉原までビデオデッキを買いに行った友人

未来少年コナンは宮崎駿監督の最高傑作だと思っています。ジブリの映画はわずか2時間。一方コナンは26話13時間の長編ドラマです。そしてただ長いだけではなく、全ての話に無駄がなく、コナンもラナもジムシーも生き生きと活躍しています。ダイスやモンスリーやオーロなど悪い奴らもコナンに感化されて良い人間になっていくというのが見事。
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【インターステラー】最上なSF映画。でも感動のラストシーンは『トップをねらえ』がベター

アマゾンプライムビデオで『インターステラー』を再び観ました。自分のお気に入りシーンは2つ。「水の惑星での津波からの脱出シーン」と「ランダーとエンデュランスのドッキングシーン」。ラストでは年老いた娘と若いままのクーパーが再開し感動を誘います。しかし『トップをねらえ』にも似たようなラストシーンがあるので自分は感動出来ませんでした。
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【赤毛のアン】アンではなくマリラやマシュー目線で観てしまう自分に驚き

アニメ「赤毛のアン」にはまっています。空想好きなアンのドタバタも面白いのですが、後半アンが大人びてきて、マリラやマシューの複雑な思いに痛く共感してしまいます。そんなマリラやマシューに対して「自分がどれほど外見が変わろうと、心の中ではこれから先もずっとマリラの小さなアンなのよ」というセリフが泣かせます。
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【恋は雨上がりのように】余韻のある終わり方が素敵です

映画「恋は雨上がりのように」を観ました。エンディングがいい感じでした。怪我で一度諦めた陸上競技に復帰した主人公の女子高生と小説家を再び目指すファミレスの店長。二人はそれぞれの道を歩み初めた後、偶然出会い、お互いの現状を報告しあって、映画はそこで終わります。彼らの将来をあえて描かないことで余韻をもたせているのが素敵です。
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【Amazonプライムビデオ】動画配信が人気の理由はつまみ食いが出来るところ

Amazonプライムビデオのような動画配信サービスが人気です。月々定額で見放題ですが、見放題の良いところはつまみ食いが出来るところです。DVDレンタル店でわざわざお金を出してまで観たくない映画を見放題では観ることができます。新しい映画との出会いによって好みの幅が広がって人生が楽しくなれば幸せだなと思います。
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ETの続編CMの内容が濃密すぎる!見事な4分間の感動巨編!

このCMの世界観は、37年前に放映されたオリジナルと全く同じなのが見事です。ちょっと霧のかかったふわっとしたくすんだような色合い。おとぎ話ですよというような感覚なんですよね。スピルバーグカラーというか、ETカラーというか。この色合とBGMだけで、もうオリジナルの世界にどっぷりとつかれます。
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【眉村卓氏死去】当時の子供は《なぞの転校生》でSFを学んだ

少年ドラマシリーズ《なぞの転校生》(眉村卓氏原作)は、当時の小学生にSFというジャンルの存在を教えてくれた作品の1つです。NHKの学園ものでありながら《おどろおどろしかった》のを鮮明に覚えています。それでも斬新なストーリーに惹きつけられて毎日観てしまいました。SF作家が書いたドラマは子供にとっては超新鮮でしたから。
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《ハロウィン》ジョン・カーペンターの映画ハロウィンに衝撃を受けた話

高校2年生の時にジョン・カーペンターの映画ハロウィンを観て度肝を抜かれました。オープニングで一人称カメラでの刺殺シーン、それも犯人が子供という展開にすっかりと心を鷲掴みされました。その当時のホラー映画は精神的に怖がらせるものばかりでしたが、ハロウィンでは得体の知れない殺人鬼が追ってくるという新ジャンルを確立しました。
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《映画料金が高い?》映画館は値上げよりも3D/4D/プレミアムシートの重要性を感じている

日本の映画料金が高いと言う記事がありました。比較している米国での値上げが続いており、日本との価格差は縮まっています。また都市も地方も同じ日本の料金体系に不公平感があるという意見もあります。映画館がこれから活路を見出す方法を考えてみました。
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値段が高い?映画離れのご時世シネコンはぜひ映画見放題に

シネコンでタダ見をしていた公務員が捕まったというニュースが出ていました。現在のシネコンでは最初の入り口でチケットをもぎる以外にチェックなどしていないので、どこで何の映画を観てもわかりません。タダ見していてもばれない仕組みになっています。であれば、いっそのことシネコン全体を定額制の見放題にしてはいかがでしょ?
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米国ドラマ「シリコンバレー」がアマゾンプライムで観られる。

米国ドラマ「シリコンバレー」、IT系の話ながらIT業界あるあるネタでくすっと笑わせてくれるドラマです。主人公のリチャードが開発したデータ圧縮技術に10億円の価値がついたことからはじまるドタバタ劇です。はたから見るとドタバタ劇ですが、当事者たちは真剣なんだと思います。なんせ世界を変える技術と大金がうごめくわけですから。
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