【映画「銀河鉄道999」】自分が勝手に考えた人気の理由

銀河鉄道999が人気の理由

銀河鉄道999のシネマコンサート

2021年になって映画「銀河鉄道999」のシネマコンサートが開かれていました。自分は残念ながらこれを知ったのはコンサート終了後でした。行きたかったな〜。

映画「銀河鉄道999」は1979年公開ですから40年以上前の作品です。それが現在でもこのように形を変えてお披露目され、多くのファンに支持されています。Youtubeのコメントからもファンのこの映画に対する熱い思いが伝わってきます。

自分はこの映画はリアルタイムで劇場で観ました。確か高校1年の時だったと記憶しています。宇宙戦艦ヤマトでアニメブームが起こり、この「銀河鉄道999」でブームを加速させたのではないかと思います。その後本格的なSF路線としてガンダムなどがリリースされることになります。

自分はこの映画をリアルタイムで観てファンになりました。今でも好きな映画の1つです。なぜこの映画が多くの人を魅了したのか、自分なりに理由を考えみました。

スポンサーリンク

理由1:鉄郎の立ち向かう姿

鉄郎は体が小さいにも関わらず、強い相手に平然と向かっていく強さがあります。

酒場で戦士の銃を取り戻そうとするところや機械伯爵との戦いなど、勝てそうにない相手にも立ち向かっていくわけです。また、母星メーテルでのプロメシュームとの戦いでも同様です。

このように弱いにもかかわらず立ち向かっていく鉄郎の強さに憧れてしまうのです。
 

理由2:鉄郎のメーテルへの思い

メーテルはとにかく美人です。鉄郎からみて、母親のようであり、友人のようであり、初恋の人のようです。観客もその鉄郎と同じで思いでメーテルを観ているのではないかと思います。

神秘的で、影があり、高嶺の花のような存在にもかかわらず親切にしてくれるという、男性としては「ほれてまうやろー」的存在です。

そういうも悩ましい感じがいいわけです。
 

理由3:ハーロック・エメラルダス

とにかく、ハーロックもエメラルダスもかっこいいわけです。絶対的なヒーローです。どんな相手でも簡単にやっつけてしまう強さがあるわけです。

その二人が鉄郎を守る時の安心感。最高です。

理由4:冒険の終わりとこれから

エンディングで、メーテルが去っていきます。去っていくメーテルを追う鉄郎。振り返るメーテル。飛び去っていく999。

そして城達也のナレーション

「今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。今、万感の思いを込めて汽車がゆく。一つの旅は終わり、また新しい旅立ちが始まる。さらばメーテル。さらば銀河鉄道999。さらば少年の日々。」

そしてゴダイゴの歌がかかり、鉄郎が町に戻っていくわけです。

完全なハッピーエンドではないけれど、鉄郎にはこれから始まる未来があることを予感させてくれます。

このエンディングのなんと清々しいことか。

ということで、鉄郎・メーテル・ハーロック・エメラルダスという4人のキャラが立っているところがこの映画の素晴らしさです。

今のアニメと違い、ストーリーはいたってシンプルですが、素敵な映画ですので観ていない方はぜひ一度観られると良いと思います。おすすめです。
 

タイトルとURLをコピーしました