前々からこのブログで書いていますが、2006年・2008年モデルのMac Proのメモリーの故障が他のモデルのメモリー比較して多いです。
理由は
1.高熱になるので寿命が短い
2.ペアで装着する必要があるので1本故障しても動作しなくなるため
3.高速で動作しているのでちょっとした読み書きの遅れでも不安定になるため
これはMac ProとMac Proのメモリーの性質上しかたないことだと思います。
それで、メモリーの故障が多いゆえにMac Proユーザーそれぞれに困っていることが多いようで、ユーザーのメモリー故障の体験談などブログの記事でよく見かけます。
ただちょっと気になるのが、メモリー故障の対策みたいなことがレポートされている場合です。「XXをすると認識するようになりました」とか、「XXをすると安定するようになりました」というようなことが書かれているのですが、本当?と疑ってしまうことがあります。
基本的に”物理的なメモリーの故障は交換する以外に改善する方法はない”ということです。
ユーザーがわざわざうそをブログに書くことはないと思うので、考えられることとすると
1.故障でなかったものを故障と思い込んでいたケース
2.ブログを書いた時にはたまたまうまく動作していた→後日うまく動作しなくなったケース
3.本当に偶然にそのやり方で治ってしまったケース
1の場合は罪がないもの、2の場合、改めて間違いでしたという訂正ブログを書く必要は無いとしても、元記事を削除してくれても良いような感じもします。
そうしないと、同じような症状のユーザーがそのブログ記事を信じて何度もトライし、時間だけ失って解決出来ないということが発生してしまいます。困っているユーザーは藁でもすがる思いなのでこの傾向が強くなると思います。