初代Mac Proが投げ売られている
ツイッターを眺めていたら、Mac Proの投げ売りを発見してしまいました。
Mac Pro 2006
— 秋葉原最終処分場。 (@akihabalast) August 9, 2019
だれかもって帰ってくだちぃ。
ジャンクで未チェックです。。
¥500 +TAX#akiba pic.twitter.com/0V8fLCsjGf
初代Mac Proが500円というのは破格だと思います。腐ってもMac Proですから捨てられてしまうには惜しいマシンです。
他のMacと比較した処理能力
このMac Proは発売からすでに13年経過しているわけですが、CPUはXeonを使用していますから、それなりの処理能力があります。
ただ、Mac Pro 2012と比較すると...
スコアで言うと、1/3ぐらいのパフォーマンスということになってしまいます...
自分で買うかと言われたら、たぶん買わない
では、自分で買うかと聞かれれば、たぶん買わないと思います。なぜかというと、その理由がいくつかあります。
問題点1.寿命
このMac Proは動作未チェックなので、もしかすると動作しない可能性があります。初代Mac Proは2006年製ですからすでに13年落ち。Mac Proで弱いところが電源まわりなのですが、もし電源が故障していて交換となると1万円前後の出費となります。本体が500円なのに、電源が1万円というのは大きいです。
問題点2.メモリー
初代Mac ProのメモリーはFB-DIMMという種類のものになりますが、これはほぼMac Pro専用のメモリーです。このタイプのメモリーを使用してたMac Proは2008年で製造終了となっていますので、メモリーの製造もそのころにほぼ終了しています。そのため、現在FB-DIMMを入手することは難しく、あってもそれなりに高価です。またこのFB-DIMMは発熱量が多く故障率が高いというのもデメリットな点です。
問題点3.消費電力
初代Mac ProのCPUはXeonは消費電力も高いです。Mac Pro本体だけで300W前後の電力を消費します。iMacが100〜150Wですのでほぼ倍から3倍電力を消費します。ビデオカードを装着すればさらに50W前後増えます。夏場は発熱量も高く、エアコンがないと使えないほどアツアツです。
問題点4.大きさ
このMac Proは手持ちで持って帰れるサイズではないので、宅配で送ってもらうことになります。その場合、関東圏内であっても送料は2000円強となります。宅配が嫌な場合はクルマで取りに行く必要があります。
まとめ
結局、上記の出費を合計すると、本体500円+SSD1万円+メモリー2万円+送料2,000円+電源1万円。およそ合計5万円となります。初代Mac Proをちゃんと動かそうとするとこのぐらいに費用がかかります。ですので、Mac Proがもったいないと思うものの、やはり自分では手をだしません。
おまけ
Mac Pro本体としては価値はなくなってしまったものの、ボディーの作りは立派です。これをPCケースとして利用している人もいるみたいです。
以下ではPowerMac G5を利用していますが、Mac Proも同様です。
もっと大胆なものとしては机やキャビネットにしてしまう人もおります(苦笑)。
さらにもっと大胆に、BBQグリルとして利用されている人もいるようです(苦笑)。