起動音を聞いて楽しむ小学生
俺やん#tvasahi pic.twitter.com/VedjlA2a6v
— mikoto (@lin_mikoto) February 8, 2020
ツイッターに流れていましたが、Macの起動音を楽しむ小学生がいるそうな。
画像のMacはPowerBook 500かな?左にちょっとだけ見えているのはスパルタカスでしょうか。
起動音だけならMac Trackerで聞ける
実際のMacで聞くのがいいことをわかっていながら、やぼなことを言いますが、起動音を聞くだけなら【Mac Tracker】なるアプリに収録されています。
Mac Trackerを起動すると以下のMacの一覧が出てきます。
その中から1モデルを選んでダブルクリックすると、詳細画面が出てきます。そのモデルのアイコンをクリックすると起動音を聞くことが出来ます。
起動音の変遷はなかなか興味深いです。
最初はかわいた”チーン”みたいない音から始まり、Mac IIあたりからハモりだして、Quadraあたりから、”ぐわーん”みたいな奥行きのある起動音になっていきます。よろしければ一度聞いてみてください。
コンピュータから音が出るという発想は天才的
起動音もそうですが、そもそもMacはMacInTalkなる音声合成が用意されていました。
その当時ゲーム機から音が出ることはあっても、コンピュータがしゃべるという概念がなかたわけです。音声合成機能をMacに搭載したというのは遊び心なのか、新機能としてアピールをしたかったのか、いづれにしてもこの発想が天才的です。
後にこの音声合成を用いて、目の不自由な人でもMacを使えるような機能に進化していくのはお見事です。
Macは最初から自分で自分を紹介した
1984年にMacがデビューしました。その時の映像です。
最初からMacは自分で自分を紹介しました。
Macが話した原文は以下のとおりです。
Hello, I am Macintosh. It sure is great to get out of that bag!
Unaccustomed as I am to public speaking, I’d like to share with you a maxim I thought of the first time I met an IBM mainframe: Never trust a computer that you can’t lift!
Obviously, I can talk, but right now I’d like to sit back and listen. So it is with considerable pride that I introduce a man who has been like a father to me… Steve Jobs!
こんにちは、僕はMacintoshです。バッグから出られて最高です。
人前で話すのは慣れていないのですが、僕がIBMのメインフレームに最初に出会ったときに思いついた格言をみなさんに紹介します。『自分で持ち上げられないコンピューターを信用するな!』です。
ご覧の通り僕は話せますが、今は聞き手でいようと思います。それでは僕にとっての父親のような存在、スティーブ・ジョブズを紹介します。
自分で検査合格を知らせる
何かの本で読んだのですが、Macが起動して検査プログラムにパスすると、”I’m OK”と言ったそうな。何台もあるMacが”I’m OK”、”I’m OK”と言っている工場はなかなかかわいいのではないかと思う次第です。