AppleKeyboardのシリコン部の先頭がとれた
自分はiMacに付属していたAppleKeyboard(テンキー付き)を使用しています。
そのキーボードの右側のリターンキーのタッチが調子がよくないことに気づきました。
キーの内部にゴミでも入ったのかと思い、キートップを外してみたところ、なんと内部のシリコンのクッションの先っちょが取れていました。
(写真はゴミが付着して汚れていことと、付着したゴミを掻き出そうとして傷がついて見苦しいことをお許し下さい。)
シリコン部分の役割
さて、このシリコンのクッションは中間部分が膨らむように変形してバネのような役割をするのですが、変形しない頭の部分につねにストレスがかかるため、長期間使っているとこのように取れてしまいます。
自分の場合、漢字変換で必ず右のリターンキーを叩きますので、たぶんキーボードの中でも一番使用頻度の高いキーだと思います。よってこのキーが壊れました。
このシリコンの先頭が取れると、キーを完全に押し下げることが出来ず、キーが押し下げられたと認識してくれません。
自分の場合漢字変換でかならず使用するキーなので、このキーが使えないと仕事になりません。ただ、このキーの故障のせいで、キーボード全部捨ててしまうのは忍びないです。
移植手術をしてみた
そこでこのキーのシリコン部分を、使用していないキーから取り外し、リターンキーに移植することにしました。
まず、自分が選んだのはテンキーの”=”キー。たぶん今まで一度も使用したことがないキーだと思います。
キートップをはずすとこんな感じなので、パンタグラフを取り外します。すると以下のようにシリコン部分が出てきます。
このシリコンをカッターで根本から剥がします。
次にリターンキーのシリコン部分をカッターで完全に剥がします。
あとは、”=”キーのシリコン部分を瞬間接着剤で貼り付けます。
正直なところ、完全に同じタッチにはなりませんが、まずは使えるようになりました。このタッチを微調整して、どうしてもうまくいかなかければ買い替えということになるかと思います。
まとめ
- AppleKeyboard(テンキー付き)の右リターンキー内部のシリコンの先が取れたので修理した。
- テンキーの”=”キーのシリコン部分を取り外して移植してみた。
- 移植は成功したがタッチは元には戻らない。要微調整。