MS Excelの上書き保存アイコン
Excelの保存マークって何で自動販売機なんですかね? pic.twitter.com/XWhCbePtvi
— ふぇざー@パケキャプすれば大体分かる (@fea0er) August 10, 2019
こんなツイートがありました。Microsoft Excelの上書き保存のアイコンが自販機なのはなぜなのか?という疑問でした。
若い人のツイートなんでしょうね。面白いなと思いました。自分以外の多くの人も面白いと思ったのでしょう。リツイートが1万件を超えていました。
調べてみると元ネタは2017年
フロッピーディスクを知らない世代が増えているのに、このアイコンを採用してしまう事実も面白いです。確かに利用者は上書き保存は自販機アイコンを押すと覚えておけば良いわけで、アイコンの意味など知らなくても上書き保存が出きれば問題がないわけです。
ちなみにうちの21歳の娘はぎりフロッピーディスクを知っていました。でもその下の世代では全く知らないのだと思います。
元ネタのコメントには「フロッピーって知っている?」「カエル?」「それはケロッピでしょ。」みたいな会話もあるようです。それぐらい若い人にはフロッピーを知らないということですね。
フロッピーディスクの製造工程がわからない友人
フロッピーディスクで思い出したのですが、私の友人の勘違いな笑い話を1つ。
ご存知かと思いますが、フロッピーディスクのシェル(ケース)の中には円盤状の磁性体のフィルムが納められていて、そのフィルムを回転させながらデータを保存するわけです。
ある時、私の友人とフロッピーディスクについて話をしている時に、彼がこのフロッピーディスクの中の円盤をどうやって生産しているのか不思議だというようなことを言い出しました。
自分は「?」という感じです。彼の言っている意味が全く理解できずその真意を尋ねました。
彼は「フロッピーディスクの円盤に磁性体の薬品をどのように均等に浸透させるのかわからない」というのです。
自分はさらに「?」という感じです。そこで彼がイメージする製造工程を詳しく尋ねてみると、
「トイレットペーパーみたいな円柱を磁性体の薬品に漬け込んで、その後その塊を輪切りにしていくわけだろ。その円柱を薬品に漬け込む時に、中心まで磁性体がまんべんなく染み込む原理がわからないんだよ。だってローストビーフだって周りは焦げていても中心まで火が通っているかどうか切ってみるまでわからないだろ。」というのです。
彼は以下のようにイメージしていたのです。
あほか!フロッピーディスクのフィルムは、磁性体を浸透させたボンレスハムを輪切りにしていくのではなく、磁性体を塗ったシートからドーナツみたいに型抜きしていくに決まってるだろ!
正しいイメージは以下の通り。
ああ、勘違い。その後大爆笑しましたとさ。