植物の話

大学博物館で植物の研究をしている、遠藤さんのコラムです。

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イチョウ並木に落ちている銀杏が臭い。ところが、表参道のイチョウは並木全く臭わない!?都会のイチョウは種類が違う!?

近所のイチョウ並木が黄色く色づいてきてきれいです。ただ、落ちている銀杏が踏まれて異臭を放っています。この銀杏の臭いの原因は”酪酸”と”エナント酸”と呼ばれる物質だとか。乳製品が発酵するときに発する臭いだとか、足の蒸れた臭いと同じ成分だそうです。ところが、表参道にあるイチョウ並木は全く臭わないそうです。その理由は...
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遠藤のモバイルガーデン:一枚の写真から ショッピングセンターの駐車場で見つけた木の葉たち

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回はショッピングセンターの駐車場に植えられていたエノキの話です。エノキ」という木で本来は冬にはすべて葉が落ちているはずです。ではなぜ、写真の1本の木だけが葉がついたままなのでしょうか?理由は写真にあるように。。。
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遠藤のモバイルガーデン:タネの不思議。実物やモデルでないとわからないこと。

植物学者の遠藤さんによる、ほっこりする、やさしい植物解説ブログ。今回遠藤さんはラワンのたねとモデルを用いて実際に飛ぶかどうか実験を行いました。実際に飛んだラワンの種をもとにモデリングを行い、ラワンの種の飛ぶ秘密がわかりました。2枚の羽が湾曲していることと、少しずれていることです。
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遠藤のモバイルガーデン:台風をはかる 身近な観察で実感しよう

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回は台風の雨量と河川の水量についてのお話です。台風が過ぎた後に自転車のかごを見ると水が溜まっていました。計測してみるとアメダスの雨量とほぼ同じでした。簡易の検測計として機能します。また台風直後よりも少したつと水位が増すことが多いので気をつけてください。
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つる植物の巻きひげ戦略 つる、つる、芽。つる、つる、芽。

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回はつる植物についてのお話です。植物は光が必要です。生き延びるために光を得る工夫をしています。つる植物はほかの木に巻き付いて素早く木の上までよじ登り、光を横取りするという工夫で光を巡る競争に打ち勝ってきた植物群です。写真をみてみると。。。
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遠藤のモバイルガーデン:クリの花から果実へ クリのトゲトゲ、いがのトゲトゲ

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回はクリの話です。生の栗の頭についているとげの部分はなんだかご存知でしょうか?2種類のとげがあることがわかります。雌花は成長して小さなクリのいがになります。雌しべの先端部がクリのとげになります。
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遠藤のモバイルガーデン:よつばのクローバー クローバーに込めた幸せへの想い

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回は四つ葉のクローバーの話です。クローバーは自然界では10万本に1本程度だと言われています。友人が四つ葉のクローバーのキーホルダーを持っているので見せてもらうと、なんとクローバーではなく、デンジソウというシダの仲間でした。写真でよく見てみると。。。
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遠藤のモバイルガーデン:蜂の巣という名前の植物 ハス・レンコン

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回はレンコンの話です。レンコンは漢字で蓮根と書き、文字通り蓮の根のことを言います。沼地に生える工夫として、空気を取り入れるためにたくさんの穴があいています。ハスの果実は蜂の巣のようになっています。写真をよく見ると...
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遠藤のモバイルガーデン:イネと共に生きる植物 水田雑草のしたたかな戦略

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回は稲と一緒に生きるイヌビエについてのお話です。水田を見ていると時より明らかにイネではない植物が生えているのに気がつきました。イヌビエです。イヌビエは田植えよりも遅く発芽して、刈り取りよりも早く種子を熟し、種子を落とすことで水田で生き延びています。
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遠藤のモバイルガーデン:雄しべが動く植物 マツバボタンを観察しよう

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回はマツバボタンのお話です。マツバボタンは面白い特徴があって、雄しべが触れられた方に動きます。虫が花にやってくるとき、ちょっとでも多くの花粉を虫につけ、次に訪れた花で自分の花粉が受粉に使われる可能性を増やし、自分の遺伝子を多く次代に残すためのようです。
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遠藤のモバイルガーデン:臨海実習(2) タイドプールに生きる生物たち

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。前回に引き続き今回も臨海実習の話です。潮が引いた後にできる水たまりをタイドプールと言います。この中にエビ、ヤドカリ、ウニなどの小さな生物がいます。大きな魚が入りづらく小さい生き物が生息しやすいのです。このタイドプールの温度を測ってみると。。。
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遠藤のモバイルガーデン: 臨海実習(1) 満ち潮と引き潮の間で暮らす生き物たち

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回遠藤先生は臨海実習に参加されたそうです。そこで、磯の生物たちがどのように生き延びる工夫をしているかを観察されたそうです。海草やイソギンチャクなどの動けない生物は干潮時、乾燥しないよう対策が必要です。ヨロイイソギンチャクやウノアシは写真のように...
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遠藤のモバイルガーデン:スイミーと花たちと 小さき弱きものたちの工夫

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回は植物が昆虫や鳥などを集める戦略についての話です。植物の場合は、昆虫や鳥たちに集まってもらうために、自分たちを大きく見せています。花序に最も近い葉を変化させています。どのように変化させているかというと写真にあるように。。。
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遠藤のモバイルガーデン:光を感知する植物 カタバミの葉の開閉運動を観察しよう。

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回はカタバミの葉の開閉運動のお話です。遠藤先生、今回は長時間をかけて実験を行っています。カタバミは開閉運動はどのようになっているのでしょうか。温度なのか光なのか。条件を変更して実験を繰り返しました。すると。。。
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遠藤のモバイルガーデン:チューリップの花を咲かせるものはなに? 2つの条件をコントロールする方法

植物学者の遠藤さんによる、ほっこりする、やさしい植物解説ブログ。今回はチューリップのお話です。チューリップが閉じたり開いたりしますが、どのような条件によって開閉しているか実験をしています。条件を温度と仮定して、暗室の温度を上げたり、下げたりしてチューリップの開閉を確かめていました。
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遠藤のモバイルガーデン:スミレと墨入れ 植物の名前の由来を考える

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回はスミレとホウチャクソウの名前についてのお話です。スミレは大工さんが使う墨入れから名付けられたそうです。写真にあるように距(きょ)の部分が墨つぼに似ているからです。ホウチャクソウは神社の塔の四隅にぶら下がっている宝鐸から名付けられました。写真で...
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遠藤のモバイルガーデン:冬の果実の続きの話。ひっつきむしの言語地理学

植物学者の遠藤さんによる、ほっこりする、やさしい植物解説ブログ。今回は以前のコラムの続きの話です。人や動物にくっついて広域に子孫を残そうとする植物をくっつきむしと読ぶことが多いのですが、全国的にいろいろな呼ばれ方をしているとのことで調査してみたところ興味深いことがわかりました。
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遠藤のモバイルガーデン:スプリングエフェメラル 春の妖精と呼ばれる植物

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今回は雑木林の下草とカタクリのお話です。人が手入れをした林を雑木林と言います。光量があまりない中で下草にとっては良い環境とは言えません。生きる工夫が必要です。春先の環境の良い時にすぐに花をさかせる植物があります。それがカタクリです。カタクリは。。。
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遠藤のモバイルガーデン:一枚の写真から 桜という栞

植物学者遠藤先生による、ほっこりする、やさしい植物解説ブログです。今日はサクラのお話です。1軒の植木屋で作られたソメイヨシノが日本中に広められたため、同一の地域ではほぼ一斉に花が咲きます。古来「さくら」と言えば赤い葉が美しい「ヤマザクラ」を指しましたが、ソメイヨシノがもつ美しさのため「さくら」の代名詞になりました。
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遠藤のモバイルガーデン:冬の果実 いつまでも残っている果実の行方

植物学者の遠藤さんによる、ほっこりする、やさしい植物解説ブログ。ある日コートに無数のタネがついていたので何のタネかを調べてみるとセンダングサでした。センダングサのタネは動物にくっついて別の場所に移動することで子孫を残す植物です。また枯れても倒れないことで多くタネを動物につける工夫もしているということでした。
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