遠藤です、みなさんこんにちは。
おまじないで、よつばのクローバーを見つけて持っていると、幸せになれるという言い伝えがありますよね。
草原でよつばのクローバーを探したことのある人も多いでしょう。
クローバーは和名をシロツメクサといい、ヨーロッパから日本に陶器を輸出するときに木箱の中で陶器が割れないようにするため、クッションがわりに「つめた」草で、花の色が白かったことから、シロツメクサと呼ばれるようになりました。
よつばのクローバーは自然界では10万本に1本程度だと言われていますが、実際にはよつばの出やすい株がありますので、一度見つけると周りにたくさんあるのを経験的にご存知かと思います。そのため、感覚的にはもう少しよつばの確率は高いと思います。
調べてみるとよつばの1枚1枚には意味があり、それぞれ「名声」、「富」、「満ち足りた愛」、「健康」、この4枚がそろった状態が「真実の愛」、すなわち幸せを意味し、よつばのクローバーを持つことで、幸運がもたらされるのだそうです。
最近友人からよつばのクローバーのキーホルダーを買ったよ、と言われました。見せてもらったのですが、見てみて私はちょっと考え込んでしまいました。
写真を取らせてもらったのでちょっと見てみてください。
もちろん友人には「すてきなキーホルダーですね」と言ったのですが、あれ?と思った方は植物がお詳しい方だと思います。実は、この植物はデンジソウと言うシダ植物なのです。
シダ植物はツクシやワラビの仲間で、花も咲きませんし、種子も果実もつけません。クローバーとは全く違う植物で、
このような沼地に生えます。葉は「田」の字のような形をしているので「田字(デンジ)草」と呼ばれ、葉はすべてよつばとなります。
幸せが10万分の1という「希少価値」によるものだとしたら、デンジソウの葉を持つ友達には幸せはやってこないことになりますが、よつばに幸せがやってくるなら、そしてそれを持つ人の幸せへの願いの大きさが幸せを招くのであれば、友人が大事に持っていたデンジソウのキーホルダーもきっと役に立つだろうと思いました。