遠藤です。みなさんこんにちは。
寒くなってきましたね。東京では秋を待たないで一気に冬が来たような気温です。
そのせいか、紅葉を待たずに葉が枯れてしまうカエデも多いようで、私の家から見える山の色はちょっとくすんで見えます。
実際、どんな様子か調べるためにちょっと車で御嶽山に出かけてきました。
私の出かけた御嶽山は「おんたけさん」ではなくて、「みたけさん」と読みます。
御嶽山は私の家からは車で20分程度、秩父多摩甲斐国立公園に指定されており、東京都青梅市にある標高929mの山です。
最寄の駅はJR青梅線「御嶽駅」。そこからは登山口までバスで10分程度のところにあります。ふもとにはケーブルカーがあり、約5分程度で山頂近くまでゆくことができます。さらに2分程度のリフトに乗ると、ほぼ山頂まで簡単に行くことができます。
御嶽山は古くから霊山として崇められ、山頂には「武蔵御嶽神社」があり、その周りには宿坊がたくさんあります。
早速ケーブルカーに乗ってみました。ケーブルカーは勾配がきついために、こんな台形の車体をしています。
最大斜度は26度だそうです。
やはり、今年の紅葉はあまり鮮やかな感じではありませんでしたが、所々にはっとさせるような赤が目に飛び込んできます。
紅葉、と言うと赤か、黄色と、2色のどちらかと思われると思いますが、実際には同じ種なのにあるときは赤、ある時は黄色、ある時は中間というように様々な色となります。
よく成熟したカエデの落ち葉をたくさん拾って黄色から赤へと並べてみました。
ここに並べたカエデはすべてオオモミジの落ち葉です。
こちらは同様にして並べたカジカエデの落ち葉です。
どうですか?同じ種でもいろいろな色になるのですね。
葉が黄色になるカエデは黄色になるだけですが、葉が赤くなるカエデの葉は、普通黄色になることはありません。しかし、場合よっては赤くならずに黄色になって一生を終える葉もあるのですね。
次回はどうして、同じ種でありながら赤くなったり、黄色くなったりするのかを考えてみたいと思っています。
ちなみに次回の記事は以下から読むことが出来ます。