kyokucho/宮田健の気分はブルースカイ:第36回 オーランドに行きたい

気分はブルースカイ

こんにちは、kyokuchoです。

さて、そろそろゴールデンウィークの予定を決めようという方も多いのではないでしょうか?多いのかな?(笑)私はどちらかというとインドア派なもので、旅行とかはほとんど同居人任せなのでよく分からないんですよね。このところびっくりするくらい多忙なので息抜きがしたい!と、同居人に一言だけ希望を言って旅行を計画してもらいました。その一言とはもちろん「オーランドに行きたい」。オーランド、それはアメリカの人にとっても「リゾート」の代名詞になっている場所。オーランド、それは夢と魔法の場所。オーランド、それは私が2年前に半年仕事で赴任してバカみたいにウォルト・ディズニー・ワールドに行った場所。そうです、ここはディズニーファンにとっては夢の場所なのです(笑)。

私が初めてそこに行ったのは6年前、いわゆるハネムーンだったんですが、ちょうど自分のサイトを始めたあたりだったんで、現地でレポート書いてやろう!と、このためにPowerbook2400cを買ってまで気合いを入れていました(もちろんそれ買うための言い訳でしたけどね)。そのときはハネムーン専用といっても過言ではないホテルに泊まったんですが、当然ながら空港からホテルまでのバスもハネムーナーばかり。ただ唯一私だけが持っていた属性が「バカみたいにディズニーファン」。オーランドは成田からはゆうに16時間はかかるという場所。バスの中は全員が疲れ切っていたのですが、私一人だけが道の看板に反応し感動。そしてウォルト・ディズニー・ワールドのシンボルとも言うべき「スペースシップ・アースが見えたときに思わず隣の同居人に「聖地に来たって感じだね」と思わずつぶやいて激引きされるという状態。このころはまだグッズとか買いあさっていた頃だったので、帰りのトランクが大変なことになったことを覚えています。

2回目のオーランドは2001年。実は前回ハネムーンにオーランド、と考えたのは、一生に一度いければいいだろうと思っていたから。ウォルト・ディズニー・ワールドという場所は簡単に言うと敷地面積山手線の内部の1.5倍、ディズニーランドの規模のパークが園内に4つあるというとんでもないスケールのところなので、1週間以上休みを取らないと楽しめないのがその理由。でも、休もうと思えば休める!ってことに気がついて、同居人の「また〜?」の声を押し殺して再度トライ。このときはさすがに前回と同じじゃおもしろくないだろうということで、強行スケジュールではなかなかいけないガイドツアーやウォーターパークへ。園内には2カ所の巨大ウォーターパークがあり、それぞれがびっくりするくらい凝っています。写真を見るだけでもそれが分かるんじゃないかと思います。2回目だけあってこのときは余裕で遊べましたが、帰るときは「ああ、もう二度とここには来られないかもしれない・・・」とものすごくブルーになった記憶があります。

そして3回目は2002年にお仕事でオーランド。もう二度とこられないはずの場所に、なんと半年間の赴任。慣れない英語で生活もままならなかったはずの着任7日後にはちゃっかりと年間パスポートを購入しておりました。オーランドは行ったことのある方はよく分かるかと思いますが、はっきり言ってテーマパークしかない街です。そこに半年間いたらやることは一つ、ウォルト・ディズニー・ワールド巡りしかないでしょう(あ、もちろん仕事が第一ですよ(笑))。滞在期間の土日は、ご飯を食べに、そして英語の勉強にウォルト・ディズニー・ワールドへ。ああ、本当にすばらしい半年間でした・・・(遠い目)。

今まで3回オーランドの地に足を踏み入れたのですが、ここの魅力はやっぱりアトラクションとかじゃなくて、そこで働く人たち、住んでいる人たちの暖かさでしょう。実は、1回目の滞在中にちょうどスタートするはずだったショー、ファンタズミック!が延期になって、ちょうど帰国する4日後にオープン、という事実を前にがっくり来ていた私を見て、「じゃ、私と一緒に見ましょう!私キャストだから今からテスト公開を見られるわよ」と誘ってくれたことがあったんです。このとき本当にこの世界の中の人って優しいなあ、と思ったんです。その後、メールアドレスを交換して日本のことを話したり、日本に来てくれたときは会いに来てくれたりと交流することも出来て、このときからオーランドという場所は16時間かかるけど、本当にそばにあるところという思いがあります。(そしてその後半年住んで、パークの中だけでなくオーランドの人がみんな優しいことを知ってまた感動。)

で、何でそんなことを書いているのかというと、実は今年のゴールデンウィークの旅行、突然「やっぱり別の場所にする」と同居人が言い出したのです。「今オーランドに行くなら3日間だけ。もし次の機会にするなら1週間まるまるオーランドでもいいけどどうする?」と。うーーーーーーーーーーーむ。

では!
(kyokucho/宮田 健)

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