kyokucho/宮田健の気分はブルースカイ:第9回 dpost.jpをつくろう!(その2)

気分はブルースカイ

こんにちは、kyokuchoです。

前回、コンテンツには「フロー系」「ストック系」があると書きましたが、これをどう作っているのかを軽く紹介していきましょう。その前に、そもそも「ディズニーのネタだけでサイトが出来るのかよ!」というギモンがあるかと思います。結論からいってしまうと、世の中のことはすべてサイトとしてまとめることが出来ると思います。最初の頃はどうせ誰も見てないし、もし困ったとしても「通りすがりのおばさんがミッキートレーナー着てました!」程度のネタでも集まればいいと思っていましたから。

ところが、意外なことにYahoo等で探すと世の中には様々なDisneyのニュースが眠っているものです。ここ最近では 東京ディズニーリゾートがとうとうネットでチケット販売を行うようになるとか、ウォルトの甥にあたるロイ・ディズニーがDisney社株を大量に売却したとか。最初のウチは管理人一人でニュースを集めまくっていたのですが、これ、やってみるとすぐに分かるんですがすぐに限界がやってきます。特に会社勤めで疲れて帰ってきてニュースを集めてHTML形式にまとめてftpでアップして・・・正直、サイトを毎日運営している人はみんなこんな状況です(だからどんなショボイサイトであったとしても暖かな目で見守ってね(笑))。じゃあどうしたらいいか、と言うと結構簡単で、「みんなで更新してね」という形を取るだけで解決なのです。世の中には情報もってても上記のアップ作業のような狂気の沙汰(?)までは実行できないけれど、ネタは提供できるよ、と言う人は多いのです。

で、その方法として今のところkyokuchoが決定打と思っているのが、私のサイトで利用しているWebサーバ上のアプリケーション、「XOOPS」です。最近ではPowerbook Newsでも利用されている、日本の方がメインで開発していると言うコンテンツマネジメントシステムです。これを利用することにより、ユーザ自身がニュースを投稿して、管理人はそれをちょろっとみてOK出すだけで、情報を「ニュース」として発行することが出来ます。kyokucho一人では気づかなかったような小ネタ大ネタがどんどん集まってくるので、見ているkyokucho本人も「すげーサイトになったな」と他人事のように思えるほどです。これもすべてXOOPSと投稿してくれる皆さまのおかげ。XOOPSはMacOS XでもMySQLさえインストールすれば驚くほど簡単に利用が可能ですので、もし興味があればさわってみてください。さらに興味のある方は、XOOPSのイベントが東京で9/13に行われるそうですので、ぜひご参加を。

そして、難しいと思っていたのがストック系の情報をどうやってまとめていくか。以前はこういうものは「掲示板」システムがもっとも適切なのかと思っていたのですが・・・掲示板というのは管理人がいろいろな(それこそ見ず知らずの人と人との仲裁役をやることになるなどの)管理のための「手間」が必要だし、黙っていたらそれこそ雑談のみになってしまい、情報としては埋もれてしまうんですよね。自分自身、フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールドの情報や写真をまとめるためのサイトを作ろうと思っていたのですが、上記のXOOPSを使ってからはHTMLを書いてftpでアップして・・・というようなサイトは二度と作れないカラダになってしまいました(それくらい便利なんですよ)。

で、結果的に行き着いたツールは「wiki」。一言で言うと、「サイトのすべてを、誰もが平等に、勝手に、Webブラウザから編集が行えるツール」となります。言葉にすると「な〜んだ、それだけ?」と思うかもしれませんが、実際に2〜3人で使い始めるとこのツールの奥深さが見えてくると思います。足りない情報はどんどん「誰かが」追加してくれて、さらに間違いやわかりにくさも「誰かが」修正、追記できるツールです。自分のサイトでもこのWikiのXOOPSモジュール「B-Wiki」をつかって、ウォルト・ディズニー・ワールドの情報をまとめたサイト「WDW-wiki」を今現在も構築中です。もしこれからフロリダ、ウォルト・ディズニー・ワールドという幸せな場所に行かれるという方、また、行ってきたよ!と言う方がいらっしゃいましたら、ぜひチェックしてみてくださいませ。

で、これらのWebサーバ上で動作するすばらしいツール群を考えると、これからの時代はDreamWeaverだとかGoliveだとかのHTMLを書くようなツールはもういらなくなるんじゃないかと思うんですよね。上記のようなWebサーバ上でのツールを使う方が簡単にサイトが出来ますから、もしこれから何か作ろう、と思っている方はこういうツールで手間暇かけずにいきましょう。

だけど、これらツールはあくまでツール。結局コンテンツを作るのは人間なんで、内容を考えるのことに対しては時間をかけていきましょうね。と、自分に言い聞かせつつ 🙂

では!
(kyokucho/宮田 健)

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