Mac Proの8GBとイベントのキャンセルと角田光代

Mac Pro Mid 2010用の8GBが入荷&販売開始。予約のお客様に発送。

今年、東京の大学を卒業され、大学院に入る方々と話す機会があった。地震の影響で卒業旅行がキャンセル。卒業式がキャンセル。謝恩会がキャンセル。大学院の入学式がキャンセル。

地震で直接被害にあわれている方を思うと、またはそのようなイベントの時に余震があると大変、節電のため、等々色々なキャンセルの理由はわかるのだが、一生で一度しかないイベントが次々にキャンセルになるのは、純粋にかわいそうだなと思う(もちろん生きていられるだけ、学校に行けるだけで幸せであることは間違いないが)。

息子が春休み。本日はジョギングのかわりに息子とキャッチボール。

角田光代の「八日目の蝉」、「対岸の彼女」を続けて読む。こういう境遇に置かれた人はこう考えてこのように行動するはずだという、角田光代の思いにどきりとする。そしてじわじわとその感情が自分の内に広がって行く。共感であったり、感動であったり、時には悲しみであったり様々。でもそれこそが自分が小説に求めているものなのだとわかる。

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