
最近、電車でMacBook Airを開くことが結構あるのだけど、開いてすぐにスリープから復帰してくれなくなった。正確には画面が出てくるのだけど、マウスが動かない。ちょっとしたメモを取るような場合にすぐ使えないのは困ってしまう。
当初はWi-Fiを探しているからなんだろうと思っていたけれど、Wi-Fiを切っても早く復帰しない。OSXのバージョンのせいかと諦めていたけど、調べてみるとどうもスリープのモードに問題がある様子。
スリープには複数のモードがあって、デフォルトはセーフスリープというモードになっているとか。
セーフスリープというのはメモリーの内容をHDDに保存してからスリープし、復帰時にHDDからデータをメモリーに戻す仕組み。バッテリーが切れるとメモリーの内容は失われてしまうのだけど、スリープ中にバッテリーが切れても良いようにバックアップしてくれている。文字通りセーフなスリープというわけ。
ただ、バッテリーが切れることはそうそう起こるわけではないし、メモリーの内容が失われて困るような作業しながらMBAをバッテリーが切れるまでスリープさせておくことは、自分の場合まずありません。そのモードのためににスリープからの復帰が遅くなっているぐらいなら、そのモードは、あたしにゃ不要です。
というわけで、セーフスリープを普通のスリープモードに変更してみた。変更方法はいたって簡単。ターミナルから以下のコマンドを打つだけ。
sudo pmset -a hibernatemode 0 (最後の0を3に変えれば、セーフスリープになる)
変更を確認するためには
pmset -g
と打って、表示される一覧から「hibernatemode」という項目が3になっていればOK。
おお、確かにモード変更後、復帰に待たされなくなったぞ。
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