メモリースロットユーティリティー
2009年以降のMac Proへメモリーを増設すると、メモリースロットユーティリティーなるものが起動して、良いパフォーマンスになるためにメモリーが望ましいスロットに装着されているかを教えてくれるようになりました。
適切なスロットにメモリーを装着すると、Mac Proは内部でデュアルチャネルとかトリプルチャネルとか切り替えているようで、最適化してくれているようです。
そして、正しいメモリースロットにメモリー増設が出来ると以下のように”メモリーモジュールは推奨されたスロットに取り付けられています。”という表示が出て、OKをクリックすれば完了となります。
起動するたびに現れることがある
アップルの純正メモリーの増設ではこの後、特に問題は発生しないのですが、マックメムなどサードパーティのメモリーだと、Mac Proが起動するたびにこの表示が出続けることがあります。これはアップルでも認識しているようですが、その理由はよくわからないらしいです。
ただし、起動の度にでるのはうっとおしいという場合、以下のいづれかの方法にて対応可能です。
表示させない対応方法
- メモリースロットユーティリティーの名前とか拡張子を変更する方法
メモリースロットユーティリティーとなっているのですが、例えばこれを、”メモリースロットユーティリティ”にするとか、”メモリースロットユーティリティー.app”を”メモリースロットユーティリティー.info”にしてしまうとか。
- ルート権限を変更する方法
詳細はアップルのサイトのここにあります。
アップルは時々、アップル内部でもわからない秘密なことをしてくれるので、困ったものではあります。
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