今月のはじめ、70歳を超える母から「元気にやってる?」という内容のショートメッセージが届いた
「元気でやってるよ」といような返事を返し、二言三言メッセージのやりとりをした。
昨年、パソコンどころか、携帯だってよくわからない母が、友達がメールをやっているから自分もメールアドレスが欲しいというようなことを言い出した。メールアドレスも何も、アルファベットもよくわからない感じなのにメールアドレスは打てないだろうとちょっと放っておいたのだが、誰から聞いたのかショートメッセージを利用することを覚えたらしい。
ショートメッセージの送り先は電話番号なので、難しいメールアドレスを覚えたりする必要もない。高齢のおばさまがたにはちょうど良いのかもしれない。
さて、その数日後にauから先月の請求書の案内が届いた。請求書の内容をチェックするためにauのサイトから、自分のアカウントにログインして請求書をチェック。それ自体は何の問題もなかった。
ところが、まだ数日しか経過していない今月の使用状況がふと目にとまった。電話代が18円請求されている。
待てよと。今月になってまだどこにも電話をした記憶がない。なぜ電話代金がかかっているのか?そこで、詳細をみてみると「SMS送信」となっている。
何!母との二言三言交わしたメッセージが18円!母はドコモで、自分はau。無料ではないとは心の片隅ではわかっていたつもりだったが、テキスト全体で100字にも満たないメッセージが18円もするとは!
iOSのメッセージアプリのインターフェースってLINEなどと全くかわらない(というかLINEが同じインターフェースにしているのだけれど)。なので、ショートメッセージを全く無料の感覚で利用してしまいがちなのだが、実際には通話扱いなのでそれなりの代金がかかる。
何となくは有料であることはわかっていながらも、こうやって代金を見てしまうとコストパフォーマンスの悪さに驚く。というか、本当はネットの利用とかLINEの利用がただであることを驚かないのかもしれないのだけれども。
幸いにしてこの時は短い会話で終わったのだが、もしもくだらない世間話を長々としていたらと思うとちょっと怖い(と言っても数百円だとは思うのだけれど(苦笑))。ということで、改めてショートメッセージ恐るべし、と知った瞬間であった。
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