アップルのOSX 10.9 Mavericksを無料化戦略。iPhoneが人質なので強気なのかも。

OSX 10.9 Mavericksがリリースされた。

今回のアップグレードはメジャーアップグレードだが無料。無料でやっていけるのか?的な話がネット上で持ち上がっているが、個人的にはアップルらしい戦略だなと思っている。

無料化の一番の理由は新しいハードウエアを購入させることに違いない。

通常最新のOSというのは最新のハードウエアに最適化されている。メモリーも沢山食うし、処理能力も必要とする。なので、古いMacユーザーが10.9をインストールすれば微妙に遅くなったと感じてしまうはず。新しい機能が導入されているのでしかたないかもしれない。(2007年以前のMacユーザーはアップグレードさえ出来ない)

そんなOSならわざわざバージョンアップしなければ良いじゃんと思うかもしれない。個人的には10.8でも十分満足しているし。ところがここはアップル、iPhoneを人質に取っているのですよ。

Macのユーザーの多くはiPhoneを使用していて、iPhoneをiTunesを利用してシンクロするのだが、そのうち10.9でしか動作しないiTunesをリリースして来るだろうなと思う。iPhoneのiOSも進化してるのだが、新しいiOSは新しいiTunesでないとシンクロ出来ないことにしてしまえば、ユーザーは嫌でも10.9をインストールしないわけにはいかない。2007年以前のMacユーザーは新しいMacを購入しなくてはいけなくなる。

iPhoneを多少使い勝手が悪くても単体で使用するという覚悟があれば、10.9を入れなくても良いのだが、そこまで頑なに拒むようなことでもないし。

これはアップルのユーザーいじめというよりも”新しい時代には最新のハードと最新のOSをどうぞ”とお勧めしてくれているぐらいに考えれば気持ちよく新しいMacを購入できるんでしょうね。あ〜結局アップルの思う壺w。

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