心配性のお客様はメモリー増設が出来ない
ぐちではないのですが、ぐちみたいな話です。
メモリー屋を長くやっていると、いろいろなお客様にご利用頂くことになります。
自分の経験の中から、この人はMacの改造(といってもメモリー増設やSSDの取り付けなのですが)に向いていないなと感じるかたがいらっしゃいます。
どういう人かというと、心配性のかたです。
まず特徴的なのが、ご購入前にいろいろな質問を頂戴します。そのことは何も悪いことではありません。ただ問題は、こちらの回答に聞く耳をもっていなかったりします。
例えば「XXを〇〇するれば出来ますか?」という問に、こちらが「問題なく出来ますよ。」と答えても「うまくいかないこともありますよね?」というように、最初から出来ないことが前提になっています。そういうメールがなん往復もします。
99%の確率でうまくいくと説明しても、うまくいかない1%が気になって踏ん切りがつかないのです。
前向きなお客様にはとことんサポートも応援もできるのですが、踏ん切りがつかないお客様にこちらはどうすることも出来ません。
増設したければ多少の度胸は必要
こういう時は自分ははっきりとお客様にこう申し上げます。
「メモリーを増設すれば快適になると思いますが、しなくても使えなくなるわけではありませんからそのままご使用になるほうが精神的に楽だと思いますよ。今まで増設しないでここまで使用して来たのですから、これからも同じようにお使いになれば問題ないと思います。」
そうすると、「いやなんとか増設したいんです」というような回答が来ることがあります。その場合は
「もしどうしても増設したいのであれば、ご自身でやらず、増設をしてくれるPCデポのようなショップがありますのでそういうところでメモリーを購入するか、持ち込まれると良いと思います。」
とお返事をすると、今度はそれだとショップまで持っていく方法がないとか、工賃が高いので、みたいな回答が来たりします。
いやー正直、自分のMacなんだから自分で決めてくださいと思ったりします。
やってみたら、蛍光灯の交換よりも簡単だった!っていうお客様多いんですけどね。