機械に対する感情
ここ数回、ちょっと懐古シリーズっぽくなっていて恐縮です。で今回も続けます(苦笑)。
機械に対する愛情って持っていますか?自分は持っています。
比較的日本人は機械に対する愛情を持つ国民であると言うふうに言われています。いろんな機械を擬人化するのが得意です。こういう感情を持つ自分は典型的な日本人だなと思います。
ワクワク感と愛着感
機械に対する感情は2つあると思います。
1つは購入したばかりのときのワクワク感。もう一つは使用を長く続けているうちにわく愛着感です。
ワクワク感は最初の1ヵ月程度で薄れていきます。一方で愛着感は機械を使うごとに大きくなっていきます。
どちらかと言うとワクワク感は激しく、愛着感は地味です。
そのため多くの人はワクワク感に囚われ、数ヶ月もすると買ったばかりのものを使うことよりも、新しいもの買うことに一生懸命になります。
でも本当はその期間にもじわじわと愛着が生まれているはずなんです。でもそのことになかなか気づきません。
モデルの更新期間が短いことの問題
昔のMacは新しいモデルが出るまでのスパンが長く数年あることが当たり前でした。またそれなりに高価だったので新しく買い換えると言う選択肢もあまりありませんでした。
すると当然ながら買ったMacを長く使うことになります。
そうして1,2年もするとそのMacとの信頼関係のようなものが生まれてきます。 生活にあって当然、無くては困ると言うような感じになります。
ところが最近ではモデルの更新サイクルが早いのでこの愛着感が生まれるまでに買い替えてしまう人が多くなりました。特にiPhoneやiPadが顕著です。
「もうちょっと使ってあげればいいのになー」と、それをちょっと残念に思うのは自分のようなおっさんだけなのかもしれません。