値段に関する名言
「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ」なる言葉を先日知りました。
これはすごい名言だなと感心した次第。
簡単な言い方をすれば、「高ければ買え、安ければ買うな」ということ。一見すると矛盾している言葉ですが、実はこれは真理です。
安物買いの銭失い
以前ブログで「安物買いの銭失い」について書きました。
「安物買いの銭失い」とは「安いものは質の悪いものだから注意しろ」という以上に、「安いという理由で購入したものは使わなくなって無駄になる」という戒めだと、自分は感じています。
安いという理由で購入したものというのは、裏を返せばあまり好きでなかったけれど値段で妥協したということです。
値段についてのお得感はすぐに消えてしまうのですが、製品からくるちょっとしたいやーんな感じは、使うたびに自分を苛みます。だから使うのをやめてしまうわけです。
高くても購入するということ
逆に自分の好きなものを高い代金を出して購入すべきです。なぜかと言えば、大金を払った痛みというのはすぐにわすれてしまうから。残るのは本当に好きな製品を触れる喜びです。
自分で最初に買ったMacはQuadra 700。
本体とアプリと周辺機器に支払った総額は70万円を超えました。でも、すごくうれしかったですね。毎日いろいろと触っていました。何か特別なことをしていたわけではないのですが、触っていることがうれしかったです。
今では、その当時の夏のボーナスを全部突っ込んだ痛みは忘れましたが、Quadra 700があった生活が楽しかったということははっきりと覚えています。
実践できれば最高
ということでQuadra 700の件は自分の成功例です。
ただ、今でも自分は時々セール品に飛びついて痛い目にあっていますし、高いものは二の足を踏んで購入できなかったりします。
今の自分としては二の足を踏んで購入出来ないものは、Apple Watch。ジョギング用にほしいのですが、ジョギングのためだけに3万円以上出すまでもないかなと。
正直、知識でわかっていても、実践となると難しかったりします(苦笑)。