愛用のスキャナにトラブル発生
富士通のScanSnapというスキャナーを長年利用しています。
2007年頃に購入したので、かれこれ14年使い続けていることになります。このモデルはすでに販売終了となっております。
ただ、最近になって内部の紙送り用のローラーが加水分解でべたべたになり、紙を送るどころか紙が張り付いて巻き込んでしまいました。
ローラーに触ってみると爪であとがつくぐらいに柔らかくなっていました。14年も使えばこういうこともあるでしょう。
どうもこの症状はこのモデル特有のトラブルらしく、ネット上には多く報告されていました。
古いスキャナなのでこの機会に買い換えようかとも思いましたが、ローラー程度の問題で捨ててしまうのは忍びないので、自分で修理をしてみることにしましました。
ローラーを入手
まずはパーツ探しから。ネットの情報によると日本では正規の部品は販売されていないようで、中国からパーツを購入できる旨がかかれていました。
ただ以前中国からの輸入で失敗し懲りたので、国内で入手できないか探してみました。
これまたネットの情報によると、シリコンチューブ内径6mm 外径12mmで代用できるとのこと。さっそく、モノタロウで購入しました。価格はわずか¥718。
このシリコンチューブをもとのローラーの長さに切って、軸に装着。
で、完成したのがこちら。上が交換したローラー。下は既存のローラーで、まだべとついていなかったので交換はしませんでした。将来的に交換が必要になるかもしれません。
M1 Mac Big Surでも使用できるドライバー
このScanSnap S500を継続して使おうと思った大きな理由の1つはMacで使用できるドライバーがあることです。
すでに販売終了から10年以上も経過しているモデルにドライバーがあるということ自身が奇跡なのですが、なんとそのドライバーがM1 MacのBig Surで使用できるのです。すごい。
S500で使用できるドライバーは、実はS1500用のものですが、S500でも正常に動作します。
ScanSnap Manager
で、この優れたScanSnap Managerなのですが、1つだけ違和感があります。それはアイコンの色。
ScanSnap Managerが起動していない時は青いアイコンなのですが、
起動するとグレーのアイコンに変化します。
これって逆にしたほうが良くないですかね?
ちなみに富士通のiX1600という上位モデルは結構な値段しますな。