パソコンを知らない
最近の若者はパソコンができないと言う話を聞きました。何故かと言うとiPhoneやiPadのようなデバイスに慣れてパソコンを使わないからです。
iPhoneとパソコンの違いは2つあります。
1つはパソコンのOSです。
iPhoneやiPadはアイコンベースでの操作になります。一方パソコンはコマンドベースでの操作になります。そのためパソコンの上メニューにどのコマンドがあるのかを知らないと操作に困ります。これには慣れとセンスが必要です。
もう1つがキーボードとマウスの有無です。
iPhoneやiPadはフリック入力ができますが、パソコンはキーボードをうまく使えないと入力ができません。ブラインドタッチをする必要は無いですがどこにどのようなキーがあるのかを知らないと仕事になりません。
もっとも最近では音声入力もできるのでヘッドセットをつけていればタイピング能力は必要ないかもしれません。ただしショートカットは知っておく必要があります。
マウスの操作について、クリックやダブルクリックの意味がわからない若者がいるという話も聞きます。タッチスクリーンに慣れてしまった結果です。
パソコンを覚える時間がない
この2点を覚えるのには少々時間がかかります。
自分もマックユーザーになった当初はこの2つを覚えることに時間を使いました。でも全然それは苦になりませんでした。ネットのない時代でしたからMac本体と向き合うことが1番の楽しみだったのですから。
ところが今ではiPhoneやiPadでいろいろなことができるので、若者はパソコンについて特別知る必要がなくなりました。Instagram・Twitter・Facebook等の更新やゲームに夢中でパソコンについて知る時間はありません。
彼らにとってパソコンはオワコンなんでしょう。
のりでMacを買う
一方で最近ではiPhoneやiPadユーザーがのりでMacBook Proを購入することが増えているようです。その人たちの使い方を見ているとコマンドやショートカットキーを知らないようでうまく使いこなせていません。
結局Macでやっている事はブラウザーで動画を見ている位だったりします。あーもったいないなと思います。まぁでもそれも時代と言う事ですね。