中華製のボディーバックを購入
生まれてからはじめてファスナーのトラブルに遭いました。
アマゾンで販売されていた6,690円の中華製のボディーバッグなのですが、合皮なりのしっかりとした作りでお買い得と感じていました。
ところが使用からわずか数ヶ月でフロントのファスナーが閉まらなくなりました。ファスナーのスライダーは動くのですが、ファスナーが閉まらずに両開きになってしまうのです。
くそ、中華製め!YKKのファスナー使えよ!と、ひとり愚痴っておりました。
かばんのファスナーの故障は致命傷
おまけのような部分こそが実は超重要だということがあります。
例えばiPhoneのホームボタン。
どんなにiPhoneが大画面になっても、高性能になってもホームボタンが押せないとホーム画面に戻れず、アプリを切り替えることができません。ホームボタンの故障は致命的です。
それからクルマのエアコン。エンジンや足回りがどれほど素晴らしくても、エアコンが故障すると中に乗っている人間が不快になって乗り続けることが困難になります。
同じように、かばんのファスナーというのもかなり重要であることがわかりました。ファスナーが閉まらないとどんなにバッグのデザインが良くても、中身がこぼれて使い物になりません。
ファスナーが重要なパーツであるなんてことを全く考えたことがありませんでしたが、壊れてはじめてその重要性に気づきました。
ファスナーの交換は可能か?
ファスナーはバッグにがっちりと縫われているため自力で交換することは困難です。
ネット上で修理業者のファスナーの交換工賃を確認してみると5000円以上する様子。その金額をだせば新しいバッグを購入したほうが良いので、実質業者にお願いすることは出来ません。
さて、どうしたものか。
故障の原因
自分はファスナーの故障は初体験だったのですが、ネットで調べるとそれなりに故障があるようで原因と対応方法が書かれたサイトがいくつかありました。
そのうちの1つ”岡山の靴修理フットライト”さんのサイトを参考にしました。
このサイトによると、自分の両開きになる症状は過度な引っ張りや摩耗により、スライダーの出口が開いてしまったことが原因とのことでした。
ファスナーのスライダーは開いているエレメント(ジグザクしている部分)の左右を噛み合わせていくためのもので、口がゆるいとエレメントの左右が上下に逃げてしっかりと噛み合わなくなるというのは、確かに理にかなっています。
スライダーの修理方法
スライダーの修理は簡単で、ペンチやプライヤーでスライダーの出口を締めて上げるだけとのこと。
実際に自分でプライヤーを使って、押しつぶし過ぎないように少しづつ試してみたところ、あるポイントでエレメントが噛み合うようになりました!作業時間はわずか3分ぐらいでした。
これで新しいバッグの購入や、修理業者への工賃等、余計な出費をセーブすることができました。ありがたや。
で、探してみるとYoutubeに英語版ですが動画がありましたので参考にしてみてください。