Mac誕生から30年が経ったとのこと。米国アップルのHPにはお祝いの特別ページができている(現在は削除されている)。
自分が最初に出会ったMacは大学の教授が持っていたSEだった。学校の演習用のマシンはApple IIeだったから、Appleの上位の製品にはすごく憧れた。学生には高くて手が出せないのだけれど。彼のSEの9インチの白黒の画面にはフライングトースターが飛んでいた。高さ30cmぐらいの小さいパソコンに精細なグラフィック機能があることが驚異的だった。
大学のプログラミングの授業で使っていたのはUNIXで、黒い画面に緑の文字でコマンドを入力しないといけなかったけれど、Macはマウスで操作が出来た。今では当たり前だけど、30年前はそんな技術すら珍しかった。
アップルの動画にあるように、パソコンに縁がなかったアーティスト達がMacという新しいツールを手に入れて、自分達を表現していったことがよく分かる。よくPCとMacがどっちがすごいみたいな議論があるのだが、専門家でないと使えないPCと違って自分たちのようなアーティストでもMacなら使えるということで、彼らは大喜びだった。今では同じことがPCでも出来るようになっているけれど、その時の経験があるから今でもアップルはアーティストに感謝されている。
今後、アップルはMacをどう展開していくのか?さらなる発展に期待します。
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