日常に記録を取るのにiText Proというリッチテキスト型のエディターを使用している。
このiText Proの便利な点は、原稿用紙やキャンパスノート等のテンプレートがある点だ。一般的なエディターだと白紙に横書きというワンパターンでいかにもコンピュータで入力してる感じで味気ないが、このテンプレートを利用すると、あたかも原稿用紙に文を書いたり、ノートに記録をとっているように感じることが出来る。かなりお気に入りのアプリだ。
で、そのiText ProがYosemiteアップデート後に”上書き保存”が出来なくなった。別名での保存は可能なので、別名で保存後に元のファイルに上書きすれば大丈夫なのだが、ちょっと不便。
なので、iText Proのアップデートを待っていたのだが、一向にアップデートされる気配がない。iText Proの最後のアップデートが2011年4月なので、かれこれ3年以上も前になる。そもそもメーカーはこれ以上手を加えるつもりはないのかもしれない。エディターの役目というのはほぼ決っているわけで、アップデートを繰り返して進化していくものでもないのだから、放っておかれるのは致し方ないのかも。
しょうがないので、だましだまし使っていると、アップルからOSXのアップデータがリリースされた。そして10.10.1になったら上書き保存が出来るようになった。どうも上書き保存が出来ないという問題はiText Proの問題ではなくて、OSXの問題だったようだ。
これで保存も出来るようになったと喜んでいたのだが、何かのタイミングでうまく保存が出来なくなることもある。原因不明。OSXの10.10.1でもまだ問題があるのかもしれない。次のアップデータまで引き続きだましだまし使うことにする。
追記 12/10
iText Pro 3.4.5がリリースされて問題が完全に解消されたようです。