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【1970年代の風景に驚愕】倉本聰のサスペンス「ガラス細工の家」を観てうなる

ひかりTVにはチャンネル多数

最近、これまで利用していたフレッツTVからひかりTVに乗り換えた。フレッツTVは地上波とBSだけの放送だったのだが、自分がした契約ではプロモーションとして30チャンネルを無料で観ることができる。

自分で観たい動画がいつでも好きなタイミングで観られる現代で、垂れ流しの放送に意味があるのか甚だ疑問であった。ましてや30チャンネルもあれば、圧倒的に観ない番組が多い。

だから番組を観るよりも、チャンネルを換える時間のほうが長いぐらいなのだが、その都度興味のないTV番組が目に入ってしまう。その中で昔のTVドラマが目にとまった。そのドラマは「ガラス細工の家」と言って倉本聰の脚本だという。

有名脚本家によるサスペンスドラマ

倉本聰と言えば「北の国から」で有名であるが、昔はサスペンスも書いていたのかと知って興味がわいたので観てみることにした。

すでに放送は第5話となっていて、それまでの経緯はわからないが、主人公の女性(岸田今日子だというのがすごいのだが)の息子が誘拐されており、誘拐犯に身代金を渡す方法について刑事と話をしていた。

ストーリーについてはどうでも良かったのだが、ロケ地がたまプラーザだという。自分の知っている場所であることから、その風景をまじまじと観察してみた。
 

たまプラーザにまだ造成地がある!

ドラマは裕福な家庭という設定でそれなりの豪邸が映し出されるのだが、この当時からたまプラーザはそういうハイソな街だったということがわかった。

しかしまだ周りに家がまばらなのだ。このドラマ1973年製作なのだが、まだまだ新興住宅街で家の建っていない造成地が点在している。それどころかまだ造成されていないような場所もあったりする。どこもかしこも家だらけの現在のたまプラーザの面影すらない。
 

駅の改札に駅員が立っている!

そして、次に驚いたのが駅の改札が有人なのだ。1970年代なのだから、当たり前と言えば当たり前なのだが、現在の自動改札を見慣れてしまった身からするとすごく違和感があるのだ。

自分の高校時代はJRで通学していたが、当然有人改札だった。JR田町駅を利用していたが、通勤通学時間帯は殺人的な混み具合で、JR職員1人が同時に4人通過するような改札ををひっきりなしに1時間ぐらい担当していたのではないかと想像する。それでどれぐらいの不正乗車が摘発できるの疑問であるが、それしか方法がなかった時代はそうするしかなかったのだろう。自動改札ってすごいわと改めて感じる。
 

通信手段が貧弱

しかしなにより一番驚いたのが、通信手段だった。

誘拐犯からの連絡は固定電話。そして電話を逆探知するような装置はこの当時から存在していたことには全く驚きはなかった。

しかし、犯人が刑事に気づかれないように主人公の女性にコンタクトしようとして使った手段に驚愕した。

それは伝書鳩(苦笑)。

確かに1973年には携帯電話はもとより、ポケベルもない時代。電話以外の通信手段は、手紙か電報ぐらいしかない。でも手紙か電報では刑事に気づかれてしまう。ストーリー上、個人的な通信手段がどうしても必要だと倉本聰も相当悩んだに違いない(苦笑)。しかしよりによって伝書鳩という、自分の想像を遥かに超えた選択にのけぞったのであった。

現在では観たいものだけ観られ環境があるのだが、こうやって観る必要のないものを観ていろいろと考えるのも面白いなと感じている今日このごろだ。
 

 

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