【サンドウィッチのパン耳問題】パンの耳を落とす日本vs耳を残す米国

サンドイッチの耳ありかなしか

ピザの耳だけを販売

ガラパイアの記事によると、アメリカのピザチェーン店、ヴィラ・イタリアン・キッチン(Villa Italian Kitchen)は、ピザの耳の部分だけのピザ?を販売しているそうです。

自分は実際この部分が結構好きですから、この商品はグッドだなと個人的には思います。
 

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なぜ耳なのか?

このピザとかパンの端のことを英語でCrustと言います。日本語ではそれを”耳”と呼びますが、Crustのような単語がありません。

日本語でなぜ生地の端を耳と言うかというと、顔の端にあるのが耳なので、パンの端にあるものも耳と呼んだ、ということらしいです。
 

パンの耳を落としたサンドイッチを笑われる

さて、Newerで働いていた時に、妻が作ってくれたサンドイッチをランチとして食べていた時のことです。同じ部署の友人がそのサンドイッチを見て、指をさして笑いました。

「なんで、子供でもないのにサンドイッチのパンの耳を落としてんだよwww」

え?え?え?サンドイッチってパンの耳を落とすもんじゃないの?たぶん、日本でサンドイッチといったら耳を落とすのが普通ですよね?

で、冷静に考えてみたら、アメリカのサンドイッチってパンの耳落としてない。確かに耳がついている。

アメリカでは、サンドイッチは耳が固くて食べられない幼児のために耳を落とすことはあっても、一般的にはかならず耳がついています。それが米国の固くてまずいパンの耳であってもです。

こればかりはカルチャーショックを受けました。
 

足の親指

これはおまけですが、自分が他に笑われたこととして、”足の指”というのがあります。

日本語では体の端から生えている動く末端を”指”と言うので、”手の指”とか”足の指”とか言います。

また5本の指にはそれぞれ、親指、中指、人差し指、薬指、小指という名称があります。英語も同様に、Thumb, Index finger, Middle finger, Ring finger, Little fingerという名称があります。

なので、”足の中指”のことを、Middle finger of footと言ったらバカウケしてしまいました。

なぜ笑われたというと、自分の知っていた日本語の指と英語のFingerの概念が全く違ったからでした。

小さい頃に指は英語でFingerだと教わりますが、正確には手の指のことを言います。

日本語の指は、体の末端の動作する部分のことを言うので、手の指とか足の指という風に区別をしますが、英語のFingerは体の末端の動作する部分ではなく、腕の先の末端の動作する部分のことを言うのです。よって、足のFingerというと、足から手の指が生えているような違和感が出てくるわけです。

ちなみに、英語で足の指は”Toe”で、名称はBig toe, Second toe, Third toe, Forth toe, Little toeとなります。なので、“足の中指”は、”Middle finger of foot”ではなく”Third toe”が正解です。
 

雷の概念

これまた、おまけのおまけです。

ぴかっと光った雷を見て「Thunder!」って言ったら、あれは「Lightning」と指摘されました。

Thunderは雷鳴で、Lightningは稲光。日本語の普通の話し言葉だと”雷”と一言でくくっちゃうけれど、英語では音と光は別ものと位置づけています。

ちなみに、米国ではThunderもLightningも強さや速さの象徴なので、Appleでは”Thunderbolt”とか”Lightning Cable”なんて製品名にしています。
 
 
 

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