《今だから明かせる秘密》PowerBook 2400cとNUpowr G3 for 2400の開発秘話 番外編 NUpowrステッカー

NUpowr2400番外編

NUpowr G3 ステッカーとは

NUpowrについてぐぐっていたらNUpowrのステッカーの写真がこちらのHPにあったので、転載させていただきました。

NUpowr ステッカー1
PB2400cの蓋
NUpowr ステッカー2
アップにしたもの

こちらはオフィスにあるPowerBook 1400に貼られたステッカーです。上記とは別のフォントです。自分はこちらのフォントが好みでした。

NUpowrステッカー
PowerBook 1400にはられたステッカー

手前味噌ですが、このステッカーは自分が提案したものです。提案しただけではなく、実際に工房を選定し、製造してもらい、NUpowr製品におまけで付けることが出来ました。

このステッカーの素材はカッティングシートです。

上記2種類が1枚のシートにあって、ユーザーは好きなほうを選んでPowerBookに貼ることができました。

CPUカードはPowerBookの中に入れてしまうと、外見では全くわかりません。一方でユーザーは自分のPowerBookはオリジナルではなくG3を入れているんだぞ!ということをまわりにアピールすることが出来るわけです。ですので、このステッカーは大変好評で、NUpowrユーザーのほぼ全て人がこのステッカーを貼っていたと思います。
 

NUpowr G3 ステッカー開発秘話

その当時PowerBookのファンクラブ的なサイトがたくさんありました。その中でカスタマイズ方法をシェアするようなコーナーが人気でした。

一番すごかったのは、筐体をスケルトン化するプロジェクトなのですが、簡易の金型で透明なボディーを成形するようなことをしているユーザーがいました。

PB2400スケルトン

その延長線上に、筐体の色を変えるプロジェクトがありました。ただ、塗装してしまうのは無謀なので、いつでも嫌になったら元に戻せるように、カッティングシートを貼る方法を提案していました。

カッティングシートは現在ではオートバックスのようなクルマのパーツとして売られていますが、その当時はカッティングシートは珍しく、特に米国では市販しているお店はありませんでした。

カッティングシートは3M製だったので、米国に代理店があるはずだと思い探してみると、隣町のペンキやだったか、印刷業者だったかがカッティングシートを扱っていました。すぐにクルマで飛ばしてそのお店にいくと、数種類のシートを扱っていて、それらのサンプルをもらってくることができました。

カッティングシートのイメージ
カッティングシートのイメージ

Newerのオフィスに戻り、カッティングシートをヒーターで伸ばしながらPowerBookの蓋全体にはりつけていくと、丸みのある部分も含めてきれいに密着させることができました。かなり強い力をかけない限り自分で剥がれてくることありませんでした。

この素材であれば、ステッカーを作ることが出来ると確信した自分は、今度はカッティングシートを加工してくれる工房を探しました。その当時はネット検索は使えるようなレベルではありませんでしたから、電話帳で印刷屋さんに片っ端から電話をして、たまたまNewerの近所にあった工房で引き受けてくれることになりました。

Newerのデザイン担当にイラストレータのフォーマットで、ロゴとPowered by NUpowr G3と書かれたものをデザインしてもらい、それを工房に渡しました。

仕上がりに満足すれば、正式に6000枚欲しい旨を伝えて、まずは試作品をお願いしました。およそ1週間で試作品が出来あがり、出来に全く問題がなかったので正式に6000枚を発注をしました。それから2週間後に6000枚のステッカーが出来上がってきました。

このステッカーを副社長に見せたところ大変喜んでくれて、早速自分のPowerBookに貼ってくれました。実際に貼っているとかっこいいですし、NUpowrの宣伝とNewer Technologyのイメージアップに貢献できたと自負しています。

このステッカーが完成した時にはすでにNUpowrの大半が発送されたあとだったので、希望のお客様には郵送したり、MacWorldで配布したりしました。

今となっては大変良い思い出です。
 
 
 

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