地元民でないことがばれる時
「こいつ、地元のやつじゃないな」とばれてしまう時があります。
昔のジョークで、東京に住んでいる地方の人に東京23区を尋ねると、「新宿区」と「渋谷区」と、うーんと「原宿区」と言ってバレてしまうというものがありました。
確かに地元の地名を知らないと地元民でないことがばれてしまいます。
自分が住んでいる横浜市港北区近辺でトリッキーな地名が2つあります。
1つは大豆戸。”おおまめど”と読んでしまいがちですが、正解は”まめど”。普通はわからないですね。
それから新羽。”あらはね”と読んでしまいがちですが、正解は”にっぱ”。これもかなり特殊です。
となりの都筑区なんてのも初見では読みにくいと思います。
神奈川大学と隣接する地域がトリッキー
神奈川大学は略して”神大”と書きますが、読み方は”じんだい”です。
面白いことに、神奈川大学の横浜キャンパスの隣接する地域は”神大寺”といいます。
で、呼び方は”じんだいじ”ではなく”かんだいじ”。
”神大寺”を”じんだいじ”と呼んだら「こいつ地方から来た神大生だな」とばれてしまいます。
余談ですが、横浜に本店がある横浜銀行。ついつい”よこぎん”と略してしまいがちですが、横浜市民は”はまぎん”と略します。
これまた余談ですが、横浜市民は横浜市歌なるものを歌って育っています。横浜市の公立小学校・中学校では、入学式・卒業式・運動会など、ことあるごとに横浜市歌を歌うことになっているためです。そのため、生粋の横浜市民であるかどうかは、横浜市歌が歌えるかどうかでわかります。
炭酸飲料の呼び方(英語)
自分は米国でサウスカロライナ州(南部)とカンザス州(中西部)に住んでいました。
面白いのは炭酸飲料の呼び方なのですが、サウスカロライナ州では炭酸飲料全般を”コーク”と呼んでいました。ペプシコーラもコークだし、スプライトもコークです(苦笑)。この呼び方は米国南部に多いようです。
で、中西部のカンザス州はポップ。ところが、東海岸や西海岸の人はソーダと呼びます。
これで米国のどこの出身かがだいたいわかります。
ひっつきむし
植物で洋服や動物にくっつくとげのある種子のことを何と呼ぶか地域性があるようです。
「ひっつきむし」「ひっつきもっつき」「どろぼう」「ばか」などなど、地域によって呼び方が全く異なるそうなんです。
以前、植物学者の遠藤先生にモバイルガーデンというコラムを書いてもらっていたのですが、その中で解説されています。大変おもしろいのでまだ読まれていないかた、ぜひ一読ください。