【インターステラー】最上なSF映画。でも感動のラストシーンは『トップをねらえ』がベター

インターステラー

インターステラー再び

アマゾンのプライムビデオに『インターステラー』が戻ってきていたので再び観ました。

良い映画が常に配信されているわけではないですが、定期的に戻ってくるのでそういうチャンスを逃さないようにしています。

今回の『インターステラー』の再配信はクリストファー・ノーラン監督の新作『TENET テネット』の宣伝目的だと思われます。一緒に同監督作品である『インセプション』や『ダークナイト』も同時配信されているので間違いありません。

さて、その『インターステラー』ですが、正直な感想としては前半の退廃的な世界観が悲しすぎることや、宇宙に出て行くまでの展開が長くテンポが悪いところなど、あまり自分の好みには合いません。
 

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はらはらドキドキがとまらない

しかし、しかしです。素晴らしい映像にあふれているのが『インターステラー』。特にお気に入りは2つ。

「水の惑星での津波からの脱出シーン」と「ランダーとエンデュランスの手動ドッキングシーン」です。

Youtubeに動画があったので以下に貼っておきます。

これは自分に限らず『インターステラー』を観た人なら誰でも好きなシーンだと思います。はらはらドキドキが止まりません。

映像も素敵だし、音楽も素晴らしい。また四角いロボットのTARSの活躍も素敵です。
 

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年老いた娘との再開

5次元の空間の話はちょっと出来すぎというか、そんなことできるの?みたいな疑問が湧きますが、そこは映画ですから良しとしましょう。

そして、クーパーと彼の娘の活躍で平和な未来を手にすることになるのですが、奇跡的にクーパーは救助され娘と再開を果たします。ただ、クーパーはブラックホールの重力の影響で時間が経過していないのに対して、娘は地球上で数十年経過してすでに年老いていました。ウラシマ効果ってやつです。

再開を果たすために冷凍装置にまで入って待っていた年老いた娘と若いままのクーパーの再開。これは素敵な再開シーンだったのですが、正直なところ自分はあまり感動しませんでした。

それはなぜか。このラストと同じ、いやそれ以上の再開のシーンを知っているからです。
 

『トップをねらえ』のラストのほうがすごい

それは『トップをねらえ』です。

『トップをねらえ』では、重力の影響で地球に戻るのがなんと1万2千年後。知っている人間がすでにいないどころか、人類が存続しているかもわからない状況での帰還でした。

しかし、地球に無数のライトで描かれた”オカエリナサト”という大きな文字に出迎えられるわけです。

この感動を知ってしまったら、インターステラーの再開シーンぐらいでは感動できないんです(苦笑)。

Youtubeに動画があったので以下に貼っておきます。

 
とは言え、『インターステラー』でクーパーが戻った地球が1万2千年後だったら、感動を通り過ぎて絶望感しかないわけなので、娘との再会はラストシーンとしては必要だったのかなとは思いますけれども。

 

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ネット配信の醍醐味はつまみ食い

今回の『インターステラー』ですが正直を言うと最初から最後まで通して観たわけではありません。

退屈なところはテキトーにスキップしています。DVDを借りてくるとまるまる観ないともったいないという気がします。また一部を観るためだけにDVDを借りてこようとは思いません。

でも、ネット配信だと退屈なところ飛ばしたり、好きなところだけを観るというこういうことが気兼ねなくできます。便利な時代になりました。

 
 
 

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