ボイジャーの超長距離通信技術
前回ボイジャーの超長距離通信技術を調べました。
そこで地上でもLPWAとして利用が期待されていることがわかりました。
ビーコンのような利用方法
長距離通信技術(LPWA)というのは、簡単な情報を低速に長期間、通信することに適しているということがわかりました。であれば、自分を知らせるビーコン的に使えるのではないか?と素人的に思ったわけです。
例えば、子供のランドセル等に埋め込んで子供の登下校の情報を管理するとか、虐待が疑われる子供の手首等に加速度センサーのようなものを常時はめてもらって大きな加速度(つまり倒れたするような衝撃が働いた場合)があったら通信してもらうとか、温度センサーのようなもので外に放り出されたり、水をかけられたり、お湯をかけられたりしたら発信するというような使い方は出来ないのだろうかと思ったわけです。
自転車の盗難タグに使えるのではないか?
待てよ、モノにLPWAタグをくっつけておけば紛失物をみつけるのに便利ではないか?それとも盗難されそうなモノにくっつけておけば追跡できるのでは?と思ったわけです。
盗難されるモノの代表格と言えば、傘と自転車。傘はそれほど高くないのでタグをつける価値がないかもしれませんが、自転車は高額なのでタグを付ける価値があるのではないかと考えました。
で、ぐぐってみると、実際に製造・販売している会社がありました。
AlterLockの機能
- 自転車から離れると自動的に見守りを開始します。
- 自転車の振動を検知してアラーム音が鳴り、スマートフォンに通知します。
- 離れた自転車の位置をGPSと通信機能によって追跡します。
基本的に盗まれないように見張っていてくれて、盗まれたらGPSで場所を教えてくれるということです。
このシステムのために、以下のデバイスを自転車に取り付けます。
こんな感じにとりつけます。
価格は8,900円。アマゾン等で購入出来ます。
利用料金は破格
でも、料金はお高いんでしょ?いえいえ、月々わずか390円です。(TVショッピング風)
十万円以上する自転車をもっているオーナーの方にとって、390円/月というのは破格な利用料金だと思いますね。
まとめ
- 超長距離通信(LPWD)は少量の信号を低速で通信する技術
- ボイジャーとの通信は現在も行われている
- Deep Spase Network Nowにて探査機と現在行われている通信状況を知ることが出来る
- すでに自転車の盗難防止デバイスとして利用されている