遠藤のモバイルガーデン:名前の付け方いろいろ 園芸店でウインドーショッピング

遠藤です。みなさんこんにちは。

ハナミズキは5月頃に、白やピンクの大きな花を

私の家の近くの国道沿いに植えられているハナミズキは5月頃に、白やピンクの大きな花を咲かせて、私たちを楽しませてくれます。しかし実も花に負けずにすてきで、こんな赤くてかわいい実をつけています。

先日、園芸店を訪れてみました。園芸店は買い物をしなくても見ているだけでも楽しいですね。ぐるりと広い店内をあれこれ見ながら一周してみました。いろいろな草花にその植物の名前を表す名札がついていましたが、そのほとんどが通称で呼ばれており、植物の正式な名前ではないようです。

お店では、植物学的には正しくなくともかわいい名前になっているみたいですね。

本来どういう名前で呼ぶのが良いのかについては難しい問題がたくさんありますので、ここではお話ししませんが、お店で売られている植物の名前にはいくつかの命名パタンがあることがわかりました。

園芸店での植物の名前の付け方

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1)日本語の名前

たんぽぽ、とか、ひまわりとか、昔からある園芸植物は日本語で呼んだほうがわかりやすいですよね。

2)英語の名前

日本語の名前があっても英語の名前の方が響きがよかったりわかりやすかったりする場合には英語の名前を植物の名前にするようです。

3)学名の一部を使った名前

2)の英語を使った名前と似ていますが、英語の名前では長すぎる場合や、英語圏以外からやってきた植物の場合、学名の一部を植物名とするようです。学名はラテン語の単語でできており、ちょっとエキゾチックな感じの響きがしますね。

ベゴニアという名前はこの植物の学名の一部で、グループ名にあたります。M.Begonさんというサンドミンゴの総督(1638-1710)にTournefore(1656-1708)という博物学者が献名したものです。

4)1から3をミックスした名前

たとえば、この「サンシャインダイソウディア」という植物の場合、前半の「サンシャイン」は英語、後半の「ダイソウディア」はラテン語の学名の一部をとった物と思われます。

こんな風にして、この語はどこからやってきたのか?という点に気をつけながらウインドーショッピングするのも楽しいのではないでしょうか?

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