SSDの大容量化と低価格化
SSDの発売当初、SSDはHDと違ってメカではないので故障する確率ががくっと下がったということでも驚きだったのに、年々大容量化になって、価格も下がり続けていることにさらに驚きです。
そして、SSDの2TBがついに2万円以下なんて!すごい時代だと思います。
デジタルデータの断捨離
で、以前こんまりさんの片付け術についての話を書いたのですが、デジタル界でのデータの整理や断捨離が必要か?ということが度々話題になりますが、私個人の意見としては、全く不要だと思います。
理由としては、上記のようにストレージが大容量化して、かつ安価になってきているので、データが増えればどんどん新しいストレージに引っ越しをしていけば良いのかなと思います。現実の家でものがいっぱいになったので大きな家に引っ越すというのは現実的ではありませんが、デジタル界では全く問題ありません。
備考)ただし、iPhone等ストレージを簡単に増やせないデバイスについては、多くのデータはクラウドに保存するにしても、手元に置いておくデータの選択が必要になってくるかもしれません。
不要なデータを捨てるべきか?
断捨離やこんまりさんの片付け術では、不要なものは捨てるというのが基本です。なぜなら、不要なものが部屋をいっぱいにして生活の邪魔をしますし、不要なものを整理しようとすると手間・暇がかかり、それをなんとかしようとして出来ない自分をさいなみます。
しかし、デジタル界であればその思いは全く起きません。なぜならデジタル化したデータは保存してしまったら全く目につかないからです。
断捨離のかわりに、検索術
日常生活で欲しいものをさっと取り出すには整理整頓が必要です。
一方デジタル界では整理整頓は全く不要です。検索術さえしっかりしていれば、整理する必要は全くありません。逆に中途半端にフォルダー分けしてファイル整理をしていると、何らかの理由でまちがったフォルダーにファイルを入れてしまって行方不明になるなんていうことにもなりかねません。
見つけやすくするコツ
とにかくファイル名にたくさんの情報を入れておくこと。ファイル名の長さは255文字(だと思う)なので、見づらくならない程度に出来る限り情報を入れておきます(テキストファイルであれば内容も検索可能なのでファイル名は長くなくても良いかもしれませんが)。
アップルという名前であればappleという英語名も一緒に入れておくと、日本語名か英語名かのどちらのファイル名をつけたか忘れてしまっても検索で見つけやすいと思います。
ファイル名に日付を入れるかどうかですが、基本的には不要かなとは思います。なぜかというと、ファイルの製作日付・ファイルの更新日付等で絞り込み検索が可能だからです。
ただし、会計年度など暦の年度と別のようなものはファイル名に入れておくとよいかもしれません。例えば、2018年度会計報告としておけば、”2018 会計”という検索ワードでファイルを見つけることが出来ます。
不要と思っているファイルほど後で必要になる
マーフィーの法則ではないですが、不要と思ったものほど後で必要になったりすることがあります。今は不要でも10年後、20年後、あの時のデータはどうだっただろう?と必要になるかもしれない。その時に見つけられるのがデジタルのすごいところ。なので、作ったファイルは消さない。無駄と思っても捨てない。それがデジタルの正しい整理術だと思います。