MacBookを新しく購入し、PCから乗り換えた大学生がMacのショートカットが便利!とブログに書いたところ、Windowsにもショートカットがあるのに、そんなことも知らないのか?と炎上しているようです。
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— しう@3日目 南ハ-37b (@UrkzSykt) June 27, 2019
ちなみに、WindowsのショートカットキーがCtrlキーで、Macは⌘キーです。
Apple IIeのショートカットキー
今回はMacとWindowsのショートカットについての話なのですが、実にショートカットはMac以前のApple IIからありました。現在のMacのショートカットキー⌘のかわりに、Apple IIeには”アップル”キーではありましたが。
スペースバーの左側に”オープンアップル”キー、右側に”ソリッドアップル”キーが配置されていました。ただ、自分が使っていたApple II用のソフトApple Worksでは、左右のアップルキーでショートカットに違いありませんでした。将来性を見据えて、右と左で独自性をもたせたのではないかと思います。
その後、MacのADBキーボードには”アップルキー”と⌘キーが一緒に描かれるようになりました。
Wikipediaによると、後年、このアップル表記がなくなり現在の⌘だけの表記になった理由として、アップルのロゴが氾濫するのを嫌がったジョブスがやめさせたということらしいです。
なぜMacのショートカットに気づいたのか?
さて、Windowsユーザーが上記大学生の無知さをdisっているのですが、1つ疑問に思ったことがあります。
それは、なぜ彼はWindowsの時にはショートカットに気づかず、Macになって始めてその存在に気づいたのか?ということです。
これは全くの私の推測ですが、MacBookの独特な機能に触れたことがきっかけだったのではないでしょうか?
新しい機能に触発されのでは?
WindowsユーザーからMacBookに乗り換えて、最初に違いを感じるのはトラックパッドだと思うです。まずジェスチャについて調べる必要があります。指2本とか3本の動きで、右クリック、左クリック、前に進む・戻るなど色々な機能を操ることが出来ます。
そのジェスチャに気を良くして、何か別の便利な機能があるのではないかと操作マニュアルを見た時にショートカットの存在に気づいたのではないかと。
つまり、MacBookには何か新しい、便利なことがあるように感じて触発されたことがショートカットの存在を知るきっかけになったのだと想像しています。
というか、ぶっちゃけたことを言えば、無味乾燥としたWindowsマシンでは事務的な使い方しか知ろうとしなかったけれど、遊び心のあるMacBookを触っていたら好奇心がわいてきて色々調べていたらショートカットをみつけちゃった、ということではないかと思います。
どのような理由にせよ、彼がショートカットという便利な機能の存在に気づけたことは、これからの長い人生の中で大きな資産になると思います。良かったですね。