今どき自動車税はオンライン支払いでは?
@DIMEの記事についてちょっと違和感があったので自分なりの考察です。
自動車税をスマホ決済で払ってわかった思わぬ落とし穴|@DIME アットダイム
自動車税や軽自動車税をスマホのバーコード決済で支払った、という読者の方も少なくないだろう。筆者もそのひとりで、しかも5月30日にPayPayで納税した。納付期限ギリギリのタイミングだ。ついでに書くと、これ...
今年、自分もオンライン上(自分の場合はPayPayではなく、ペイジーでしたが)で自動車税を支払いました。
これまで自動車税は以下のような郵送されてくる「納税通知書」を金融機関かコンビニに持ち込んで支払いをして、領収印を押してもらうことで支払いの証明(領収書)としていました。
というのもこの領収書が「車検」の時に必要だったからです。
自動車税が未納の場合、「車検」を受けさせてくれないわけで、逆に言えば「車検」を受けたければ自動車税を支払った証拠(領収書)を見せる必要があったわけです。
ところが、最近陸運局では自動車税の支払いデータがオンライン化されていて、領収書を提示する必要がなくなりました。
自動車税は未納を誰が指摘するのか?
さて、この記事では
何かしらの手違いが起こって「あなたの自動車税は未納です」となった場合、領収書即ち納税証明書があれば、間違いの指摘は可能だ。
と書かれています。
「自動車税が未納」だと判断できるのは都道府県の自動車税管理事務所なのですが、もし何かしらの手違いで「自動車税が未納」であれば納税証明書も出ないのではないでしょうか。
逆に、納税証明書が発行可能な状態であれば、誰も「あなたの自動車税は未納です」と指摘しないはずです。
納税証明書が必要なケース
で、何か変な感じがしたので、「自動車納税証明書」が必要なケースを調べてみました。
すると、以下のようなケースがあることがわかりました。
1.引っ越しをした他の都道府県で車検を受ける場合
2.クルマを売却する場合
なるほど、たぶん記者さんは上記の2点のいづれかで必要なったということなのでしょう。
結論
というわけで、オンラインで支払った身として自分で何か落ち度がなかったかという振り返りも含めて検証してみました。