スパークプラグ交換
愛車のキムコ GP125の走行距離が2万キロを超えたのでスパークプラグを交換してみました。
特にエンジンの調子が悪いというわけではないのですが、メーカーでは5000〜1万キロ毎に交換推奨しており、その倍も走っているので少々気持ちが揺らいでいました。
他の方のブログを拝見すると、1万キロぐらいで交換しているという人もいれば、5万キロを超えているが一度も交換したことがないという人もいたりして何が正しいのかわかりません。
ただ、いづれにしても消耗品ですので予防的に交換することにしました。
パーツリストによると対象のスパークプラグは「CR7HSA」なのですが、市販品は「CR7HS」です。
この両者で何が違うかというと、KYMCO用が「CR7HSA」で、一般用が「CR7HS」のようです。自分の愛機は交換後「CR7HS」で全く正常に動作しているので問題ないと思うのですが、もし不安であればキムコの販売店から純正パーツ「CR7HSA」を取り寄せると良いかもしれません。
スパークプラグはどこ?
さて、スパークプラグを交換しようとしたのですが、ぱっと見でスパークプラグの場所が見つかりません。これまでのKYMCO車だとメットインの下に扉があって、そこを開けばスパークプラグにアクセスできたのですが、GP125にはそのような扉はありません。
結論から言うと、スパークプラグのアクセスにはメットイン部分を取り外す必要がありました。
ということで手順を解説します。
GP125のプラグ交換方法
必要な工具
・10mmのソケット+ソケットレンチ
・+ドライバー
・16mmのプラグソケット
プラグサイズはキムコスーナーと同じだと思っていたのですが、実は一回り小さい16mmでした。
そんなサイズのプラグソケットを持っていなかったので、急いでネットで調べると、アマゾンで販売していました。信頼のデイトナ製でかつ安かったのでこれにしました。
追記)
プラグソケットを急遽購入したと書いたら読者の方から指摘を受けました。
「プラグソケットはメンテナンスツールに入っているよ」とのこと。
急いで確認してみると...
メットインにしまわれていたメンテナンスツール
開けてみると...
プラグソケットがあった。これ知っていたら、急いで買わずにすんだのに orz
メットインの取り外し方
シートを開けて、以下の5つのネジを取り外します。サイズは10mmです。
A、B、Cでネジの種類が異なりますので取り付ける時に注意してください。
次にシートを支えている部分の+ネジを外します。
次にガソリンキャップのゴムのサポートを外します。
ガソリンキャップを外します。
これでシートとシートを支えている黒いボディーを持ち上げればメットイン部分が外れます。以下が取り外したところ。
注意!ガソリンタンクを開けっ放しは危険ですので、すぐにキャップを装着してください。
次にメットイン部分を支えていた黒いカバーを外します。
黒いカバーは爪がかかっているだけなので、爪の部分を内側に押しながら引き上げると外れます。
スパークプラグの場所ですが、ステップ寄りの右側にあります。
スパークプラグにささっているプラグキャップをとりはずします。単純にひっぱるだけです。
スパークプラグを取り外します。プラグソケットを穴に入れて、反時計回りに回します。
取り外したところ
新しいスパークプラグを取り付ける場合は、プラグソケットを時計回りに手で締め付けて行き、停まった位置からレンチでさらに120度締め付けます。
スパークプラグを取り付け後、プラグキャップを装着し、エンジンが正常に動作することを確認後、シートを組み付けていきます。
プラグの新旧比較、色合い
比較してみると、ほんの少しばかり電極が減っています。白っぽい灰色なので正常に動作していたようです。