Ryobiのバッテリーが温度待機モードになって充電出来ない場合の対処法
結論から言うと、バッテリーの接点に接触不良の可能性があるので、充電器とバッテリーの接点をともにきれいに拭いて、接点復活スプレーを吹いてあげると治りました。お試し下さい。
接点復活スプレーはアマゾンやホームセンターで販売されています。
接点復活スプレーはUSBコネクターの接触不良にも活躍します。スマホの充電がうまくいかない場合などに一吹きすると治るケースが多いです。
1缶買えばほぼ一生モノのですので、お安いですしぜひ一家に一缶どうぞ!
リョウビのインパクトドライバー用バッテリーが充電出来ない
自分がDIYで愛用しているリョウビの充電式インパクトドライバーBID-1260。
そこそこパワフルでいろいろな用途に使うことが出来ます。バッテリー式なので、電源ケーブルを気にせず取り回せるので便利です。
自分が昨年購入した時には、本体にバッテリー2個と充電器がついて約1万円でした。かなりお買い得だと思います。
2020年11月現在、アマゾンで同じモデルを調べてみたら価格はほぼ同じでした。
さて、そのインパクトドライバー用のバッテリーが充電出来なくなってしまいました。
充電器が温度待機となったまま
充電器のステータスを見ると、”温度待機”となっています。
温度待機というのは耳慣れない言葉ですが、どうもバッテリーの温度が低いと充電が出来ない様子。確かにガレージに置いていたので冷えているのは間違いありません。
ということで部屋に持ち込みバッテリーを室温で温めてみたのですが、充電器の”温度待機”状態に変化はありませんでした。
充電器にセットしておけば勝手に充電が始まるのかと思い、室温で半日放置してみましたが変化はありませんでした。
バッテリーがなければインパクトドライバーが使えませんから困りました。
バッテリーの寿命?
購入が昨年なのでバッテリーの寿命とは考えづらいです。また購入してから充電回数は十数回程度ですから充電しすぎということもありません。
ニッカドバッテリーは完全に放電してしまうと充電出来ないという話を聞きます。そこで電圧を測ったところ11.2V程度ありましたから、過放電ということもありません。
さてどうしたものかとバッテリーを確認してみると、バッテリーに接点が4つあることに気づきました。
バッテリーの接点が4つある理由
1つはプラス、1つはマイナス。この2つはわかります。ではあと2つは何なのか?
調べてみると1つは温度管理用、もう1つは満充電チェック用のようです。
ニッカドバッテリーは過充電をすると異常発熱して発火、爆発の危険があるので、充電器にはバッテリーが満充電になったら充電を終了する機能と、バッテリーが高温になったら充電を中止する機能が備わっているようです。
すると、この”温度待機”というのはバッテリーが高温になって充電を中断しているというサインなのではないかと想像出来ます。
一方で、バッテリーを触ってみても高温になっている感じはしないので、もしかすると充電器側に問題があるのではないかと疑い出しました。
温度管理用センサーの接点不良?
まずは、温度管理センサーの接点が接触不良を起こしているのではないかと考えて、充電器の接点を見てみると汚い!
とりあえず綿棒や布で拭いて、接点4つともに復活スプレーを吹いてみました。
すると、あっけなく充電を開始し始めました。
そもそも、バッテリーも充電器もすごくシンプルな構造なので、故障する可能性は低いだろうなと考えていましたが、なおってホッとしました。
よかった、よかった。
ちなみにどうしてもバッテリーが復活しない場合は格安の互換バッテリーが販売されています。怪しげな感じもしますが、評価はそこそこ良いので代替品としてありかも。