Youtubeのtubeの意味は?
Youtube動画をいつも観ているうちの大学生の息子に、今更ながら「Youtube」ってなんで「Youtube」って言うか知っているか訪ねてみたところ、知らないという。
自分「Youtubeのtubeって意味知っている?」
息子「もちろん知っているよ。tubeは管のことでしょ。」
自分「そう、その通り。だったら、Youtubeはどうして管と関係があるのさ?」
息子「・・・」
自分「この管というのは、ブラウン管のこと。アメリカのスラングでTVを”tube”って呼んでいたのさ。」
息子「ブラウン管って何?」
自分「は?ブラウン管を知らない?薄い液晶TVでなく、昔の奥行きのあるTVがあるだろ。あの中に入っているのがブラウン管だ。」
息子「あー、ボンダイiMacに使われていたやつね。」
あ、たしかにボンダイiMacはブラウン管でした。
ボンダイiMacがリリースされたのが1998年ですから、すでに四半世紀になろうとしているわけです。息子がボンダイiMacを知っていても、ブラウン管を知らないのは無理はないのかなと思った次第です。
カセットデッキを肩に担いでいたカルチャー
ちなみに、自分が米国に留学していたのは1980年代前半。
その当時、アメリカの街中で、どでかいカセットデッキを肩にかついで大きなボリュームで音楽をがんがん鳴らしながら、公園やビーチを闊歩していた黒人のお兄さんをよく見かけました。
このカセットデッキ、スラングでBoomboxと呼ばれていました。
Youtubeを調べたら、ありました。
きゃー、懐かしい。
でも、日本製のものはほとんどありませんでした。日本にはコンパクトなカセットデッキの需要はあってもboomboxのような、いかついカセットデッキ需要はなかったですから。
その後、boomboxは除々にウォークマンに駆逐され、ウォークマンはiPodに駆逐され、iPodはiPhoneに駆逐されて現在に至ります。
でかいboomboxがステータスだったとすれば、現在はAir Podsがそのかわりになっているような気がします。