Super 8、あまり私の趣味ではなかったので、ちょと残念。
2011年版ETを期待していたが、どちらかと言えば、2011年版スタンドバイミー。オリジナルのスタンドバイミーは子供が大人になるためにちょっとだけ冒険をするという設定なのだが、スタンドバイミーにETが割って入ってくるので、冒険が大がかりになりすぎちゃって、少年たちの成長物語がかすんだ感が否めない。
と言ってETと親友関係になって悪い大人をやっつけるぞ!という組み立てにするにはETがでかくて凶暴すぎ(ETで感情移入ができたのは、どじでちびでぶさいくなキャラゆえに助けてやりたいと思う親心ゆえ)。
もったいぶってなかなか姿を現さないETはクローバーフィールド風。じらせる効果を狙ったのだとは思うけれど、その分少年たちとのからみが少なくなっちゃってETいらなくね?と思えるほど。
エンドロールで子供達が作った8mmの映画を上演するのだが、実はそれが一番のテーマだったような気もする。期待していなければ面白かった可能性があるので、期待せずに行ってください。
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