kyokucho/宮田健の気分はブルースカイ:第65回 ディズニーマニアが引っ越しで困った結果

気分はブルースカイ

こんにちは、kyokuchoです。

以前書いた引っ越しのおはなしに関連するんですが、今回は思い入れの強いグッズについてを。

東京ディズニーランドに電車で行く人はぜひ次回見て欲しいんですが、舞浜駅からパークへつづく歩道橋の欄干に、ディズニーキャラクターのブロンズ像がついているのをご存じでしょうか?ちょうど橋の真ん中あたりに小さな屋根がついた場所があって、ここをくぐると急にディズニー音楽が聞こえてくると思います。この屋根の下にミッキー達キャラクターがおり、その先の欄干の左右にティンカーベルやダンボなど、様々な像が飾られています。残念ながら朝ですとそのようなものに気を配る余裕が無く、夜は暗くて見えないためなかなか目立たない存在ではありますが、非常によくできたものです。

で、今から5年以上前になるのですが、私、チップとデールというリスのキャラクターが大好きでして、そのころ年間パスポートを持っていたのでパークに行ってはこのチップとデールのブロンズ像を眺めては、切り取って持って帰りたくなる衝動を抑えておりました。ちょうど帰る時に夕暮れをバックにして写真を撮ったりした記憶もあります。このころは彼らのグッズもほとんど無いに等しく、千趣会などのディズニーカタログで彼ら2匹の姿がちょっとでも写ろうものなら即発注していたという時代がありました(そんなことができるくらいグッズが少なかったと言うことです)。

そしてこのころはインターネットが普及し始めて、アメリカでは通販も盛んになっていた頃でした。USのDisney公式サイトも非常に地味な頃だったんですが、すでにディズニーストア系のサイトがオンライン通販を行っていて、日本ではなかなか見ることのできないグッズが多数販売されていました。そしてその中に見つけてしまったのです、舞浜の欄干でじっとゲストを見守っていたチップ&デールの像が・・・。もちろん、飾る場所など何も考えずに購入したのは言うまでもありません。元々、ディズニーのアニメーション作品というのはチーフアニメータが創り出したキャラクターのスケッチから、マケットと呼ばれる小さな像を粘土で作り出し、各アニメータはそのマケットを見ながら原画を作り出すという方法をとっています。いわばそのマケットが自分の目の前にある、それだけで本当にうれしくなったものでした。発注してから2〜3週間後、無事自宅に届いた2匹を当時持っていたPowerMac 7500の上に誇らしげに飾っていたのを覚えています。

しかし、悲劇はその後起こります。その後一人暮らししていた部屋を出て行かなければいけないことになり、引っ越して同居人が同居開始した瞬間にその像の行き場がなくなってしまいました。よく誤解されるのですが、こういうコラムを書いたりdpost.jpのようなサイトをやっていると「家族もディズニー大好きで部屋はミッキーとかばっかりなんでしょ?」と言われるのですが、実際のところは全く逆。ディズニーグッズはとにかく前に出すな!というおふれが出てしまったのです。結局、泣く泣く(?)チップ&デールは箱の中に。そしてそのまま引っ越しを2回も繰り返すこととなりました。

で、この10月の連休、引っ越しの段ボールをほぼすべてきれいにするために再度の大掃除を行ったらその箱が出てきまして、さすがに5年以上箱から出さないのもかわいそうだろう、ということで、納戸の中ながら彼らが再び日の目を見ることになりました。本当のファンの皆様ごめんなさい・・・(日本では異常なまでにこのチップ&デールファンが多いんです。アメリカのパークではキャラクターがヒマをもてあますことさえあるんですが)。

しかし、我が家には箱にしまわれたままの不憫なグッズがまだまだ存在していたりします。彼らを飾る交換条件として、それ以外は処分、という厳しい審判が下ってしまいましたので、ここは一つ彼らにもスポットライトを!と思いますので、このコラムを読んでくれている方の中で、そのグッズ群(段ボール箱1箱分と考えてください)を現状渡し、ノークレーム・ノーリターン(笑)で引き取ってもいいよ、という方は
(現在は受け付けておりません)まで、できる限りフリーメール以外のメールアドレス明記の上、メールをください。締め切りは来週の火曜、19日なのですが、発送は私の手が空いてからなのでいつになるかわからなくてもいいという方のみでお願いします。くどいようですが、ノークレームで。内容は届いてからのお楽しみ。その中にマックメム猪川さん提供のディズニーグッズも入れます←実はコレが一番豪華。その際、できれば何か一言いただければ非常にうれしいです。あ、マックメムさんで何か買ったことがある人を優先しますので、メモリやDVD-Rはマックメムさんで!

では!
(kyokucho/宮田 健)

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