昨日の話の続きです。
昨日はApple Watchの悪口を書きましたが、本日は使えると思う機能について検証したいと思います。
Apple Watchの使える機能
Apple Watchの特徴的な機能は以下の3点です。
- 腕時計としての機能
- 電子マネーの機能
- 通知機能
腕時計としては秀逸
正直なところ情報デバイスとしては小さすぎというのが自分の意見です。
腕時計がなぜあの大きさなのかというと、ぱっと見で時間を知ることが出来る小さすぎないサイズだからです。ガン見しないとわからない情報は腕時計型デバイスには小さすぎます。ガン見するなら、iPhoneで見るほうがずっと見やすいわけです。
逆に言えば、腕時計としてはApple Watchは秀逸です。ユーザーに時間を知らせるために、色を変えたり、フォントを変えたり、文字盤を変えたり、夜には光ることで一瞬で時間を知らせる事ができます。
特にスポーツ時にはほんの一瞬で多くの情報をユーザーに伝える必要があります。Apple Watchは情報デバイスとしては小さすぎると言ってきましたが、一般のランニングウォッチと比較すれば表示面積はずっと大きいです。その情報量の多さは普通のランニングウォッチではまねが出来ません。
それから、世界中を飛び回るビジネスマンなどで、その地域地域の時間に瞬時に切り替えられるのは便利です。普通1つの時計に1つの時間しか表示できませんが、Apple Watchならいくつでも表示を切り替えることが出来ます。
あと同じような点として、時計のデザインをTPOにあわせて変更できます。仕事モードと遊びモードで変えてみたり、気分転換として変えてみたりと変更が可能です。
電子マネーが便利
時計の機能以外のメリットとしては、電子マネーに対応している点です。
電子マネーで決算するだけなのに、iPhoneやサイフを取り出すのは面倒です。それを腕をかざすだけで電子マネーでの決済の完了できるので、すごく便利です。
ただ、改札でSUICAがわりに使う場合はApple Watchを右手にしていると、左側にタッチするのが面倒ということは聞いたことがあります。問題はその程度でしょうか。
振動する通知機能でミス防止
そしてもう1つのメリットは、電話、メッセージ、LINE等を受け取ると、振動して通知してくれる機能だと思います。
iPhoneでマナーモードにしている場合、ポケットやかばんの中にあると振動に気づかないことがあります。しかし、Apple Watchは必ず腕にしているので振動すればかならずわかります。
価値はあるのか?
現状、電子マネーや通知機能はあるのものの、ビジネスでも使える最高の多機能ランニングウォッチ以上の働きはしていません。
ではランニングウォッチとして使うと割り切った場合、他のメーカーと競合するでしょうか。
たとえばランニングウォッチで有名なガーミン。こちらのApple Watch並の機能を備えたハイエンドモデルはいかのような感じです。
GARMIN(ガーミン) fenix 5 Plus Sapphire Black 音楽再生機能 マルチスポーツ型GPSウォッチ 価格は9万8千円(アマゾンでの税込み価格)
このモデルに比べればApple Watchはお買い得感があります。
GPS ランニングウォッチ P1 心拍/疲労度/睡眠測定 VO2Max測定 Twitter/LINE/Gmail/電話着信通知 多機能スマートウォッチ 価格は6380円(アマゾンでの税込み価格)
品質や保証について怪しいですが、単純にランニングウォッチとして割り切ろうと思えばここまで割り切ることが出来ます(苦笑)。
まとめ
現状、電子マネーや通知機能はあるのものの、ビジネスでも使える最高の多機能ランニングウォッチの範疇ですので、ランニングをメインで使う方であれば十分に活用できそうです。
デバイスとしてはいろいろなことが出来るはずなので、Apple Watchの特性を活かしたキラーアプリがでれば一皮向けると思います。
とはいえ、自分の手首はせっかく自由に開放されたので、以前のように手錠をはめられる生活に戻るつもりはありません。ジョギング時にスポーツウォッチをすることはあっても日常で腕時計をすることはないでしょう(断言)。