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人は希望がなくなれば本当に死んでしまうという実例。第二次大戦のナチスのユダヤ人強制収容所でのこと。

啓蒙書やビジネス書で、希望を持て!希望が活力を生みだす!みたいなことが書かれていますが、これは事実であることを実例を通して知ることができます。
 

夜と霧

ユダヤ人の精神科医であったヴィクトリー・E・フランクル自身のナチスのユダヤ人強制収容所に収容された体験をもとに「夜と霧」という本が書かれました。

失望と死

この本の中のあるエピソードです。

1944年のクリスマスが近づいて来た時こと。収容されている人々はクリスマスには家に戻れるのではないかという根拠のない希望を持っていたそうです。しかし当然ですがクリスマスを過ぎても人々は解放されることはありませんでした。

すると新年を迎えるまでに多くの人が亡くなったそうです。クリスマス後に特別な強制労働をさせられたわけでもなく、食糧事情が悪くなったわけでもなく、寒さが強まったわけでもなく、伝染病が広まったわけでもなかったのにです。

なぜか急激に病気に対する抵抗力がなくなり、死に至ったというのです。
 

希望が生み出すもの

心が肉体に影響を及ぼすということが紛れもない事実であること。

希望という生きる目的のようなものが自身の健康に大きく影響していること。

栄養のあるものを食べることや良質の睡眠や適度な運動が健康に大切ですが、心の状態も常に管理していないといけないなと感じます。
 

二度とあってはならない悲劇。だけど...

ユダヤの強制収容所での悲劇は二度と起こしてはいけません。ただ、このような悲劇の環境の只中で、人は何を考え、どう生き抜いていったのかを実証したことになります。これは心理学の実験では決して得られることは出来ないことです。

ヴィクトリー・E・フランクル自身や彼のまわりの人々を通して知ることが出来た事実。悲劇を悲劇として悲しむだけではなく、悲劇の中だからこそ得られた事実を「夜と霧」を通して世に知らしめたヴィクトリー・E・フランクルは偉大です。
  
 
 

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