2019年アップルは新iPadを爆発的にヒットさせて、ユーザーに新たなコンセプトを体験してもらうことを狙っている!

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新しいiPadの発表

先日、新しいiPadの発表がありました。

ラティナディスプレーで、10.2インチに大きくなり、価格は34,800円(税別)です。

すごく魅力的なスペックと価格設定です。エントリーモデルとしては最高だと思います。
 

iPadの初期のコンセプト

iPadは2010年スティーブジョブスによって発表されました。

その時のコンセプトはiPhoneとMacBookの間になるようなデバイスでした。

ネットブラウザーが使え、Emailを打ち、写真やビデオを観たり、音楽を聞いたり、ゲームをしたり、電子書籍を読むことができるデバイスです。

iPadはジョブスの思惑どおり、ユーザーに受け入れられ爆発的にヒットしました。

iPadのコンセプト

 

iPadのコンセプトの変化

しかしそれから年月が経つうちに、当初iPadが行うように想定していた作業はiPhoneで出来るようになりました。iPhoneの性能が上がり、画面が大きくなったためです。

そこでアップルはiPadのコンセプトをMacBookよりに近づけることにしました。そのためのデバイスがSmartキーボードです。

iPadは手描きができるけれど、入力デバイスとしては力不足だったので、Smartキーボードを接続することで入力もスムーズにできるように対応したわけです。

しかし、だからと言ってSmartキーボード付きのiPadがMacBookと同じものを目指したわけではありません。

Smartキーボード付きのiPadは新しいコンセプトを打ち出したわけです。

それはアップルのCMに観ることができます。

iPad What's computer?

What’s a computer?、コンピュータって何?というのがアップルの新コンセプトです。

MacBookのようにコンピュータとして意識されるものではなく、あたかもノートとかメモ帳のような感覚で扱えるデバイスということなんですね。

軽くて、片手で持てて、手描きもキーボード入力も出来て、いつでもどこでもネットに入れる(セルラーモデルであれば)デバイス。このコンセプトはMacBookでは決して真似ができません。

このコンセプトは新しいと言っても2018年のもので、写真にあるようにiPad Pro+iOS11で目指したものです。

そして2019年は普及版のiPad+iPad OS13でこれを目指すのです。

つまりiPad Proでしか体験できなかったことを、iPadユーザーなら誰でも経験できるものにすることがアップルの狙いです。
 

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